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2008/10/16
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仕事が忙しすぎて物を考える余裕もなく、
10月も、3回目の金曜日が過ぎてしまいました。



相変わらず、こき使われていて
ヘトヘト・・・



来週こそは
早く帰れるといいんだけど涙ぽろり



      *



さて、今日は、
サントリーミュージアム[天保山]で開催されている
青春のロシア・アヴァンギャルド展」について。




      *




「青春」・・・




展覧会の題名に「青春」て・・・
なんかちょっとこっぱずかしくない?!雫



・・・



しかも、出展を予定されていた
シャガールやカンディンスキーなどの作品が、

「作品の真正について疑いがある」とのことで
展覧見合わせとなっているらしいし・・・



この展覧会、どうなんでしょ・・・



といぶかしりながら
鑑賞に行ったのですが、



良い意味で裏切られました~うっしっし



      *



この展覧会は、
ロシア革命の前後10数年間に展開された、

ロシア・アヴァンギャルド(前衛美術)の流れを、
ざくっと理解することができる展覧会でした。



短い期間に、
めまぐるしく変化していったロシア美術。



私たち鑑賞者は、
この展覧会を鑑賞することによって、


美術家たちが「常に新しいものを取り入れよう」と
挑戦した足跡を感じることができます。



それは、ひとつのところに決して
落ち着くことができない私の性格にも似た
流れでした(笑)




しかし、新しいものを取り入れていこうとする積極的な
好奇心や冒険心も、結局、最終的には、
政治などが原因でつぶされることになります。




特に、スプレマティズムと呼ばれた
幾何学的抽象画を描いた、
カジミール・マレーヴィッチが


最後は、その冒険心を捨て去り
党の意向通り?の写実的な絵を描いていたことに


私は、少しショックを受けてしまいました。






歴史や政治に翻弄された
「ロシア・アヴァンギャルド」



展示作品数こそ少ないものの
革命前後の、ロシア芸術の流れを知る
なかなか興味深い展覧会だったと思います。



      *



【展覧会各章】

1-1 西洋の影響とネオ・プリミティヴィズム(原始主義)


印象に残った画家:

ダヴィード・ブルリューク「芸術家の母の肖像」「三つ眼の未来派風の女」
アリスタルフ・レントゥーロフ「教会と赤い屋根のある風景」など



1-2 見出された画家ピロスマニ

グルジアの画家
「百万本のバラ」のモデルらしい。

ニコ・ピロスマニ



2 マレーヴィチと抽象の展開




3 1920年代以降の絵画

2で、バリバリの?(笑)抽象画を描いていたマレーヴィッチの
写実的な絵が展示してあり、ショックを受ける





青春のロシア・アヴァンギャルド展 ~11/3まで

サントリーミュージアム[天保山] HP





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Last updated  2008/10/18 02:40:17 AM
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