カテゴリ:美術・芸術・展覧会
昨日は、京都に出かけてました。
その目的は、2つあったのですが、 まず、今日は 京都国立博物館で開催されている「japan蒔絵展」のことから、 書いていきたいと思います。 * この展覧会、ほんっとに素敵でした~ 期待していた以上に、私の心に 感動を与えてくれました 本当にゴージャス!!! 出展されている作品の“日本”の「美」と「技」の深さに、 自分が作った訳でもないのに、 日本人に生まれてきたことを自慢したくなりました♪ * 「蒔絵」= 漆芸の技法の一つ。 漆器の表面に漆で絵や文様、文字などを描き、 それが乾かないうちに金や銀などの金属粉を「蒔く」ことで 器面に定着させる技法。 (Wikipediaより) 棗 森羅万象蒔絵 木質 御殿吸椀 黒秋草 本漆塗 蒔絵 6.5寸胴張三段重 黒内朱 松竹梅蒔絵 ★ラッピング無料★ 創業130有余年の技術と信頼 越前漆器「漆器さじべえ」の越前塗和風 食器 楽天シニア市場 和 以下、この美術展のことを リーフレットの解説文などから、ご紹介。 近世初期以来、日本の蒔絵は 海を越えてヨーロッパの国々に輸出され、 その繊細で華麗な美しさは、 西洋の富裕層の人々を魅了してきました。 これが、蒔絵が英語で「japan」と呼ばれる所以。 蒔絵を収集することは、富と権力の象徴となり、 そのコレクターの代表的人物は フランス王妃マリー・アントワネット。 またその母、オーストリア女帝マリア・テレジアも、 「私にはダイヤじゃなく、蒔絵を」というセリフを 言ったとか。 この展覧会では、中世以前の古い作品から 近世のものまで約280点を、 年代順を追って展示してありました。 * どの時代の作品も 美しかったのですが、 特に、第3章(桃山時代)以降の展示物は 素晴らしかったですね。 最初は、気に行った作品をブログに書こうと思って 出展番号を覚えていたのですが、 あまりにきれいな作品が多くて、 結局、番号を覚えきることができませんでした。 黄金色だけでなく、 螺鈿の虹色の輝き、 表現された絵の精巧さ、 それらが全部組み合わさって、 どの作品も 私の足をいちいち止めさせるのです。 お陰で鑑賞し終えるのに かなりの時間を要してしまいました。 * 第4章の展示方法も素敵でした。 博物館の中央ホール?部分を上手く使い、 まるで宮殿にいるかのように 作品を展示していました。 ご丁寧に、当時の貴族の衣装まで 展示してありましたよ ここでの必見?は、 修復を終えて初公開となる 「マザラン公爵家の櫃」。 また、面白かったのが 日本の蒔絵を薄く切り取り、 西洋で作られた家具に貼りつけ加工された作品たち。 西洋の家具と日本の蒔絵が、これまた すごく合うんですよ。 * と、まぁ、 感動が多すぎてダラダラと書いてしまいそうになるので このあたりにしておきます。 京博は、12/7まで、 そのあと、東京に巡回し、 サントリー美術館で12/23~2009・1/26の間 開催されます。 * この展覧会を鑑賞し終えて、 テレジアの言葉(ダイヤより蒔絵)に 激しく同感したsakuranomiでした。 心が「美しさ」で満腹になりました ごちそうさま ↑ライトアップされた京都国立博物館(これまた黄金色!) 詳しくは↓ japan蒔絵展 ~12/7まで 京都国立博物館 HP japan蒔絵展 公式HP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/11/26 04:01:54 AM
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