カテゴリ:美術・芸術・展覧会
今日は、寒かったですね
いよいよ明日から12月。 先日、12月の仕事の段取りを組んだのですが、 それによると、ますます忙しくなりそうな感じ ぐるるる~ * さて、今日は 東京都美術館で開催中の「フェルメール展」について。 先に行かれた方から、 入場制限が出る位、混んでいると 聞いていたので 私は、この美術館に朝一で向かうことにしました。 東京・上野の東京都美術館に着いたのは、 8:45頃。 その時には、もう既に 開館(9時)待ちの行列がずらぁ~っと出来ていました。 * 9時少し前から美術館は開館し、 行列が進み始めました。 私は、事前にチケットを用意していたので、 そのまま入場口へ。 * 入場すると私は、1階に展示されている デルフトの作品群と、 それを律儀に、順番に鑑賞されている 多くの来館者を横目に、 まっさきにフェルメールの作品が展示されている 2階に向かいました。 美術館の係員さんも 「フェルメールの作品は2階です。 順番に鑑賞していただかなくてもいいです」と アナウンスしているのに、 皆さん、真面目なんだわ。 でも、そのお陰で フェルメールの展示作品7点を 思っていた以上に楽な状態で鑑賞することができました * 鑑賞のお供は、数年前に読んだ、 朽木ゆり子著「フェルメール全点踏破の旅」↓ フェルメール全点踏破の旅 私は、フェルメールの作品を全点踏破しようとか 彼の作品が特別大好き!ということはないのですが、 この本に、 彼の「デルフト眺望」と「小路」は、 本物と複製画像(プリントされたもの)の差が はっきりしているというようなことが書かれていたので この2点の作品は、実際に 鑑賞したいとずっと思っていました。 今回、わざわざ東京まで出かけたのは その「小路」が出展されているからなんです。 初めてみる、生「小路」は、 やっぱりキレイでした~ 朽木さんが描かれている通り、 この絵の質感や、色の使い方の美しさは、 想像していた以上でした。 しばしの間、一番前で じっくりと鑑賞させて頂きました。 うん、やっぱり観に来てよかった。 「小路」以外で出展されていた彼の作品を 挙げておきます。 ・マルタとマリアの家のキリスト ・ディアナとニンフたち ・ワイングラスを持つ娘(一番上のポスターの絵) ・リュートを調弦する女 ・ヴァージナルの前に座る若い女 ・手紙を書く婦人と召使い この中で良かったのは、 「手紙を書く婦人と召使い」↓ 絵の全体のつや、 光の描き方、 色の使い方、 絵から感じる充足感・安定感・・・ この作品も、本物を観る素晴らしさを 教えてくれました。 * 「リュートを調弦する女」に関しては、 退色が否めませんでしたが、 雰囲気のあるいい絵だと思いました。 * 「ワイングラスを持つ娘」は、 朽木さんと同じく女性の左手の適当な描き方が 気になりました。 * 作品保護の為、今回、出展中止になった 「絵画芸術」は、観れなくて残念でしたが、 これは、何年か前に神戸の展覧会で一度鑑賞したことがあるので、 今回はよしとしましょう。 * フェルメールの作品30数点の中で 私が実際に鑑賞できたのは これで一気に1/3強となりました(笑) いつか、「デルフト眺望」を観に、 オランダ・ハーグのマウリッツハイス美術館に行きたいものです。 * 追:フェルメール以外のデルフトの他の作品も なかなか良かったですが、今回は長くなるので省略。 詳しくは↓ フェルメール展 ~12/14まで フェルメール展 公式HP 東京都美術館 HP 番外:美術館の外に出ると、公園の大噴水の前で 新潟フェア?をやっていて、出店で売られていた アンコウ鍋を思わず買ってしまいました。 あっさり味でした↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/12/01 12:53:35 AM
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