カテゴリ:美術・芸術・展覧会
ちょっとブログ更新をさぼっておりました。
これから、夏終わり頃まで、 こんな更新ペースになるかもしれません。 * さて、今日は、今年に入ってから行った 2つの浮世絵展のことを簡単に。 * 1.ベルギーロイヤルコレクション「浮世絵展」 高島屋京都店 こちらは、1月に鑑賞。 早いもので既に2ヶ月以上、時が経ってしまい、 完全に備忘録です。 ブログに書こうと、鑑賞後、 展覧会の感想をさっとメモしていたのですが、 残念ながら、それを失くしてしまいました。 あららぁ~です この展覧会、 ベルギー王立美術歴史博物館とベルギー王立図書館の コレクションから約150点の作品を展示していました。 良いコンディション、かつ、豊富なコレクションに、 驚いてしまいました。 展示方法は、年代順、画家別。 まず、春信の色彩が、印象に残りました。 彼の静かな絵の、暖かで柔らかな色づかいに魅了され、 絵から、季節でいうところの「春」を感じました。 また、展示作品の中には、写楽の 世界に一枚しか残っていないという作品も 数点、展示されていました。 けど、私の中では、それらはあまり印象に残りませんでした。 ちょっと暗かったの。 面白かったのは、やはり国芳の金魚づくし! かなりかわいくて、表現方法が、とても愉快でした☆ 絵葉書か図録、記念に買えばよかったな。 2.「北斎展~富士を描く~」 こちらは、3/22まで、北野田フェスティバル(HP)にて 開催中。 この展覧会は、まさに富士山一色。 北斎が描いた「冨嶽三十六景」と「富嶽百景」シリーズの 全図が展示されていました。 ☆「冨嶽三十六景」 おなじみの作品たち。 どの絵もすごく活き活きしていて、 観賞していて、楽しい。 橋の下からさりげなく見える富士山、 円い桶の中から、ちら見えする富士山、 動きのある絵にさりげなく描かれた富士山 などなど。 ☆「富嶽百景」 彩色摺を中心に鑑賞してきた浮世絵初心者の私には、 墨摺だった「富嶽百景」は、新鮮に映りました。 特に、墨の濃淡だけで表現された 霞や煙のぼかしの技術には、ほぉ~ しばらく足を止めて鑑賞してしまいました。 冨嶽三十六景以上に 計算された構図、動き、技術・・・ それらにより、墨だけで描かれているのに 何故か、色が見えてくるという不思議を味わいました。 この展覧会に行って初めて気がついたんですが、 北斎って長生きしたんですね(90歳) 最後は、北斎の浮世絵(富士山)にかける想い・力に ちょっとたじたじになりながら鑑賞を終えました。 こちらは、 「冨嶽三十六景」・「富嶽百景」全図を鑑賞した記念?に 図録を購入。。。 私の本棚は、いつまで重みに耐えてくれるだろう・・・ 尚、この展覧会、 ご自分が撮影した富士山の写真を持っていけば、 入場を無料にしてくれるサービスを実施されています。 しかも、その写真を 会場内で展示してくれます。 私は、事前にこのことを知らなかったので、 写真を持っていかなかったのですが、 知っていたら、絶対に持っていただろうな(笑) だって、2回富士登山した時の、 美しい富士山の写真がいっぱいあるんだもん。 しかも、その内1回目の登山の時は、 「赤富士」だったんですよ まさに、こんな感じ?!↓ ご自宅のインテリアやギフト、海外へのお土産にも喜ばれます!葛飾北斎 凱風快晴 Aタイプ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/03/15 12:29:32 AM
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