今日からSWですね。
5連休や、長い人では9連休っていう人
たくさんおられるんでしょうね。
私は・・・私は・・・
今日もご出勤でした(/_;)
1年半前にこんなブログを書いていた私。
↓
「大型連休♪」(
2008/2/8ブログ)
うぅ・・・
あんなに楽しみに?していたのに、
実際は5連休にはなりませんでした。
あ~あ。
ま、決算前に仕事がはかどったから
よしとするか。
*
さて、本日は、昨日の続き、
姫路市立美術館で8/30まで開催されていた
「オディロン・ルドン展(黒)」についてです。
今回の展覧会は、
岐阜県美術館が所蔵する、
ルドンの人生前半に描かれた作品が主に展示されていました。
彼の人生前半の作品と言えば・・・
そう。
「黒!」
昨日書いた、姫路城の「白(白壁・白鷺城)」とは
正反対の色使い。
この日は一日で、白→黒の“無彩色”を
堪能?するとなりましたっ
<ルドン展概要>~リーフレットより~
19世紀末のフランスの画家・オディロン・ルドンは、
印象派と同時代に活躍をした画家です。印象派の画家たちが
まばゆい陽光をカンヴァス上に表現しようとしたその同じ頃、
ルドンは人間の内面や、科学では解明できない神秘的な世界を
黒という色彩を用いて表現しました。
ルドン挿画本≪A Soi-Meme≫
リトグラフの作品がほとんどでしたが、
かなりの展示数で驚いてしまいました。
岐阜県美術館さん、
これだけの量の作品を貸し出すって
太っ腹~。
数年前、ルドンの作品に興味を持ち出してから
いつか行こうと思っていた岐阜県美術館。
それが、今回、あちらから
近くにやってきてくれました
ラッキー♪
*
ルドンの黒作品群、
想像していた以上にユニークでした。
ルドンは、人生の前半、病弱で、
家族(特に母の愛)に恵まれなかったので、
その頃に描かれた作品は、黒という色彩を使って
孤独感がもっと前面に押し出されているのかと思っていました。
ところが、実際に鑑賞してみると
絵に寂しさは感じられず、
想像で描いた不思議ワールドを
彼自身が楽しんでいるように感じました。
毛がたくさん生えた目玉の気球・
蜘蛛(上記写真)など、
一見すると気持ち悪いんですけど、
よくみると笑っちゃう。
見れば見るほど、
可愛らしくなってくる。
私は、会期最終日に鑑賞に行ったのですが、
その時には既に図録が売り切れていました。
皆さん、彼のユニークな作品たちを
お持ち帰りしたくなっちゃったんですね♪
*
この展覧会に行くまでは、
彼の色彩豊かな人生後半の作品しか
実際に見たことがなかったので
今回は、本当に良い機会になりました
↓彼の後半の作品(彼自身に妻子が出来た頃から描く絵が変わる)
オディロン・ルドン
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追:
人生の前半と後半で
描く絵の雰囲気が変わったのは、ムンクもそうでしたが
ルドンは、それ以上でしたね。
ルドンの場合、
自分の家族が、感性までも変えてしまう位、
大きな存在だったんですね。