カテゴリ:美術・芸術・展覧会
いちおう昨日で仕事納め。
皆が午前中で帰る中、 多くの業務を抱えている数人が残業となり 深夜までもくもくと。 結局、一番家の近い私が また最終。 帰宅したら1時過ぎやがな。 そして、そこから晩御飯ですわ。 ・・・orz 更に、 会社を出る私の手には、大量の宿題が。 仕事の持ち帰りは、本当はダメなんですが、 冬休みの間に、 家でちょっとでも業務を進めておかなくちゃ、と思ってね。 ホント、我ながら、よ~働きます。 うぅ。 そんなこんなで12月後半は、 連日の激務が原因で、ほとんど勉強できませんでした。 1月も前半は 全く勉強できないんだろな。 毎日、コンスタントに1~3時間 勉強できる人たちが本当にうらやましい。 私なんて3ヶ月に1度は まるまる1ヶ月、 全く勉強できない期間が出来るんだもんね。 それ以外の期間の平日も 1時間勉強できたらいいところ。 でも、コツコツと勉強し続けている多くの人たちよりも 今年の試験、いい点を取ったのが ちょっとした私のプチ自慢(爆) * と長~い前置きはこの辺にして 本題です。 大阪市立東洋陶磁美術館で開催されている 「北宋汝窯青磁展」。 まずは、この展覧会のリーフレットに 書かれいていた概要から(抜粋)。 【北宋汝窯青磁展】 本展は、中国の河南省文物考古研究所が、近年進めてきた 河南省宝豊県清涼寺の北宋汝窯青磁窯址の 考古発掘成果を日本で初めて紹介する展覧会。 窯址資料約80点。 北宋末期、北宋宮廷の命により宮廷用の 青磁製品を製作した汝窯は、「天青色」と呼ばれる 青みがかかった独特の釉色と精微なつくりで知られ、 中国の青磁を代表するものの一つとして評価が高い。 北宋汝窯の伝世品は、北京・台北の両故宮博物院をはじめ 世界で数少ないものとなっている。 ! この特別展、すごく良かったです 展示数は、知れていましたが 作品たちの美しいこと! 特に、その「色」。 「天青色(てんせいいろ)」と表現される 緑とも、青とも言える複雑な色。 繊細で、一見、近寄りがたさを感じる 高貴な色の輝き。 宮廷用に献上されていたことが よくわかります。 また、時間や季節、お天気によって色を変える “海”のように、 器の「色」が、深く、広く 活き活きと生きているような感じもしました。 色の名前に「天」という字が使われているのも 何となく理解できるような気がします。 空の色も その時により、様々な様相を見せてくれますものね。 海の青 天の青 この磁器は、自然の色を 身にまとっているんですね。 美しい。 * 汝窯青磁って、 世界に現存する作品が、 約60~70点なんですってね。 今回展示されているのは 欠損しているものが多かったですが それでも、素晴らしい思える作品群。 「汝窯」の魅力、恐るべしです。 来年3/28まで開催されているので もう一度、足を運んでしまうかもしれません。 だって、 リーフレット、HPに紹介されている写真は この美しさを伝えきれていないんですもん。 「北宋汝窯青磁展-考古発掘成果展-」 大阪市立東洋陶磁美術館 HP * 追: この展覧会の、EMILIO PUCCI風の? リーフレット等のデザインもかなり素敵ですよ。 私、EMILIO PUCCIのデザイン、結構好きなんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/12/27 09:04:14 PM
[美術・芸術・展覧会] カテゴリの最新記事
|
|