カテゴリ:美術・芸術・展覧会
今日は、少し前に行った2展覧会のことを。
1.小倉遊亀展 兵庫県立美術館 とっても静かな日本画の展覧会。 鑑賞中、あまりにも心落ち着き過ぎて、 珍しく強烈なzzzに襲われちゃう それだけ絵から癒し系ビームが 発せられていたってことなのかも。 小倉遊亀 菩薩(額装) 何しろ、小倉さん、本名「ゆき」に「遊亀」という漢字をあてて 絵を描かれていた位ですから。 “亀が遊ぶ” 想像するだけで、のどかな光景が広がります。 小倉さん、奈良女子大学をご卒業されたそうなので もしかすると在学中、猿沢池の亀を眺めておられたのかなぁって 思ったり 展示作品中、面白いなと思ったのは、 「浴女 その一」 お風呂に入っている女性が二人描かれていて、 浴槽のお湯がゆらゆら揺れているという作品。 静かな絵なのに、動きがあって 面白いなぁと思いました。 また、彼女の静物画も良かったですね。 人物画と比べて、色使いがはっきりしていて、 絵の構成も潔い。 同じ人が描いたとはあんまり思えない。 私個人としては、彼女の静物画のほうが好き。 ↓ 【静物画】 京都 絹100%風呂敷名作ふろしき 小倉遊亀・つかのま〈45cm幅〉【桐箱入】《送料無料!》 小倉遊亀 「盛られた花」 シルクスクリーン 【送料無料】 【人物画】 小倉遊亀 姉妹(額装) [書籍]小倉遊亀展伝統的日本画を新しく蘇らせた作家 当たり前の中にこそ発見があります小倉遊亀芸術この一冊にあり 日本の心 兵庫県立美術館 HP ~4/4まで * 2.高橋真琴の夢とロマン展(会期終了) 高橋真琴さんの展覧会は、 今回で2回目(前回:2007/12/17ブログ)。 相変わらずのキラ瞳 エンスカイ(ensky) 高橋真琴 ハイビスカスの少女 108ピース ジグソーパズル〔300ピース〕高橋真琴『スワン』 女性の私なんかよりも遥かに 男性の高橋真琴さんは、夢見る夢子さん? 現実を言っちゃうようで申し訳ないけど、 昨今の女性は、強いよ~、私も含めて(爆) こんなキラ瞳していたら 完全に仕事からあぶれちゃう。 ガンガン言いたいこと言って バリバリ動かないと、仕事が進まない。 特に今の私の仕事は、 コワイ・キビシイって言われてなんぼの世界? それに白馬の王子様が迎えに来てくれるなんて 信じちゃいない。 でも、こんな時代だからこそ 高橋真琴さんの夢世界もありなのかも。 ふりふりドレスを着た花嫁さん。 どこかの国のふわふわ衣装のお姫様。 お花に囲まれて笑う女の子。 ・・・ 次に産まれる時は私も こんな可愛くて淑やかな女性になってみたい?! ムリムリ?!(笑) 追: 展示されていた作品の中で、印象に残ったのは、 同じ下絵に違う色を塗って、イメージを試されていた物。 同じ絵(つまり女の子の顔が同じ)なのに、 ドレスの色を変えるだけで、こんなにもイメージが変わるのか。 これを自分のことと置き換えて考えてみると、 似合う色を知っておくほうが得だなって思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/03/17 12:14:30 AM
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