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2010/09/04
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ちょっと前の新聞に「95世代かけあわせ“天才ラット”を誕生させた
という記事が載っていました。


学習能力の高かった個体同士を繰り返し交配してつくられた
「天才ラット」。
(東海大学・30年がかりの実験)



普通のラットが、多い時は8割以上失敗するという学習能力実験で、
天才ラットはほぼノーミスだったとか。


う~ん。
すごいですね~。
そして、怖いですね~。


・・・


天才ラットの子供も
ほぼ例外なく「天才」だそうで、

その交配を繰り返すことで、
更に天才度が増してゆき、

そのうち、人間様に立ち向かってくる日が
来るんじゃないだろうかって
心配したりするのは、テレビや映画の見過ぎ?(笑)




また、ラット実験でもそうだったんなら、

人間様でも天才同士の交配は、
頭のいい子を産む確立が、やはり高いってことが
言えるんでしょうね。



う~ん。


頭の悪い私には、
あまりご縁のないお話だったようで(爆)




     *



さ。

ホント今更なんだけれども
6月に行ってきた「オルセー美術館展」のことを
折角だから、さくっとUPしておこうと思います。



う~ん。

社労士受験ネタ以外のブログを書くって
ホント久しぶりきらきら


約3ヶ月ぶりですか!
ちょっとドキドキどきどきハートします(笑)




     *




6/5(土)始発の新幹線に乗り、
開館20~30分前に、国立新美術館に到着した私。


この時、既に30~40人ほどの開館待ち行列ができていた。
その中には、修学旅行?と思われし学生たちが並んでいた。



美術館側が気をきかせてくれて、
15分ほど早く開館。



どどどと一斉に入場。



行列に並んでいた90%の皆さんが、
律義に最初の作品から丁寧に鑑賞されている。


せっかく開館前に来たのに、その鑑賞スタイル、
もったいないなぁ~と思う。


いいところをまず、押さえなきゃ。




でも、そのお陰で、私は後の部屋に展示されていた
超名画たちをじっくり鑑賞することができた。


静かに、ゆっくり、目の前で「美」を堪能。



最初の部屋以外は、
超名画と私を含めた2~3人の鑑賞者と監視員という
超濃厚空間。
なんて贅沢な時間。

皆さん、本当にありがとう。




おもしろかったのは、
行列にならんでいた修学旅行生たち。

彼ら、絵画にほとんど興味が無かったようで、
しっかり鑑賞することなく、あっという間に
出口に消えていかれた。

美術館内を歩いておられただけか?!(笑)


あんなにたくさん名画が出展されていたのに
興味がないと、ただの展示物になっちゃう。


もったいないね~。


何にでも「興味」を持つことって、やっぱり大事だな。



     *



出展115点の中で一番楽しみにしていたのが
アンリ・ルソーの作品。



なぜだかよくわからないんですが、
私、ルソーの世界、好きなんですよ。


今回、展示されていた「蛇使いの女」と「戦争」の2作品は、
美術館にいる間、何度も何度も繰り返し鑑賞させていただきました。


怪しげな蛇使いの女の瞳。
全体的に落ち着いた色使いの中、ひそかに白目が強調されて

その目が、こちらを見つめている。


私が彼らを鑑賞しているのに、
逆に向こうに監視されているような気になる
不思議な絵。


蛇が、しゅるしゅると静かで妖しげな音を立てて
蠢いているのが、聞こえるような気がする。



     *


その他、

第3章「セザンヌとセザンヌ主義」。その中でも特にセザンヌ「水浴の男たち」、
第5章「ゴッホとゴーギャン」。その中でも特にゴッホ「星降る夜」、
第8章「内面への眼差し」のギュスターヴ・モロー「オルフェス」、ボナール「男と女」、

が良かった。

また、久々にヴィルヘルム・ハンマースホイの奥さんの後ろ姿(「休息」)に
出会えたのも収穫の一つ(笑)



ルドンとロートレックはイマイチ。
モネは、私の中で食傷気味。
スーラの小さな作品群は、大混雑の原因の一つ。



     *



これだけの名画が載った図録を購入したかったが、
ただでさえ荷物が多い東京行きだったので
泣く泣く諦める。


代わりに、全ての展示作品が小さくレイアウトされた
クリアファイルを購入。これは買って大正解。





「オルセー」という名前に負けない、
本当に素晴らしい展覧会だったと思う。





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Last updated  2010/09/05 03:01:27 AM
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