カテゴリ:美術・芸術・展覧会
今更シリーズ?第3弾。
前回(9/5ブログ)に続き、またまた6月東京滞在記を。 今日の回顧は、 三菱一号館美術館「マネとモダン・パリ展」。 * 今年4月にオープンしたばかりの 三菱一号館美術館。 (斜め写真ですみません) 当美術館HPによると、 「三菱一号館」は、1894(明治27)年、 開国間もない日本政府が招聘した英国人建築家ジョサイア・コンドルによって設計された、 三菱が東京・丸の内に建設した初めての洋風事務所建築です。 全館に19世紀後半の英国で流行したクイーン・アン様式が用いられています。 当時は館内に三菱合資会社の銀行部が入っていたほか、 階段でつながった三階建ての棟割の物件が事務所として貸し出されていました。 この建物は老朽化のために1968(昭和43)年に解体されましたが、 40年あまりの時を経て、コンドルの原設計に則って同じ地によみがえりました。 とのこと。 ジョサイア・コンドル氏の設計。 ・・・ ジョサイア・コンドル! どこかで聞いた名前だと思ったら、 あの河鍋暁斎の弟子となった方ではないですか。 おぉ~。こんなところで?接点?が。 これは、この美術館に行くしかないんでないの? ということで、マネを観に行くというよりかは、 建物を鑑賞するという目的で、 日程に組み込んだ展覧会でした。 * HPによると、再建にあたっては、 保存されていた部材を一部建物内部に再利用したほか、 意匠や部材だけではなく、その製造方法や建築技術まで忠実に再現するなど、 さまざまな実験的取り組みが行われています。 となっていました。 これが私の期待を異常に?膨らますことになるのですが・・・ 実際に訪れた美術館は、残念ながら、 外観を除き、 やはりレトロさは失われているように感じました。 一生懸命に再現された感が伝わってくるのですが、 どうしても、ね。。。 でも、外観は素敵でしたね~ 近代的な高層ビルの中に 煉瓦造りの建物。 このギャップが、いい感じでしたね~ * 建物の中は、細かな部屋に分かれていて、 うねうねと進んでいくようになっていました。 さほど広くない廊下?にも作品が展示されており、 多くの鑑賞者が一度に訪れるのは 難しいなぁと思いました。 そのせいか?この美術館、 日時指定券というのを発売されています。 多分、混雑時には、他の美術館と比べて 厳しめに入場制限を行うんだろうなぁ。 * さて、さて。 肝心?のマネです。 一番良かったのは、 第二章「親密さの中のマネ」:家族と友人たち のコーナーです。 今回の一番目玉作品?であった 「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」は 以前、別の展覧会で一度お目にかかっている作品ですが、 それ以外にもモリゾの肖像画が数点展示されており、 マネが彼女のことを とても気に入っていたのが、良く伝わってきました。 温かさを感じる空間でした。 * 鑑賞後は、美術館裏側に作られた庭園を さくさく散策。 小さな庭園ですが、とても雰囲気のある 可愛らしい庭でした。 煉瓦造りの美術館とも合っていました。 こんな庭で、ぼけ~っとしてみたいなぁ。 * 追: 今年の社労士試験を受けた人にしかわからないネタですが この美術館、千代田区にあったんですね~(笑) また第40回産業カウンセラー全国大会が開催された、 東京国際フォーラムも千代田区。 その他、 私が東京に来て、よく?行動する地区の多くが 千代田区だったなんて! あの試験を受けるまでは、 何区かなんて気にしていなかったんですけど、 お陰で認識することができました(笑) 千代田区長、ありがとう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/09/21 01:05:33 AM
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