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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2004.08.22
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先日のハワイ市場さんの日記を読んで、
前から引っかかっていた問題について、改めていろいろ考えさせられた。
これは私の過去の忌まわしい出来事の告白でもあるのだが、
この日記の存在は家族も知らないので、書こうと思う。


あれは私が小学校の1、2年生の頃。
父と、その友人の子供と海水浴に行ったときの事だ。
海の家でみんなで雑魚寝した私は、夜中にお尻がむずむずするので目が覚めた。
誰かが私のお尻を触っているのだ。それは大きな手だった。
嫌悪感を感じてその手をつかんでどけたのだが、またその手は伸びてくる。
私は怖くなって、父親を寝ぼけ眼で探し、その向こう側に隠れた。
その時はっきり見たのは、父の友人の顔だった。


彼は離婚して独身で、でも私と同じ歳の男の子がいた。
その子と私は仲良しだったし、いつも一緒に遊んでいた。
はっきり言って、私は彼の父親がそんなに大好きというわけではなかったが、
少なくともおとなしい優しい感じの人だったし、父の友人という事もあって
信頼はしていたと思う。その日以来、私は彼を避けるようになった。


それからいくらもたたない頃、やはり遠い親戚の集まりで、
やはり家族で大広間に雑魚寝する事があり、私はまた同じような手を感じた。
そのときは親戚のまた親戚と紹介された若い男の人だった。
私はまたも、父の後ろに隠れ、父を起そうとしたが、
その人はあわててどこかへ行ってしまった。
彼をそれ以来見かけた事はない。


なぜ、こんな事をわざわざこんな日記に書いたかと言うと、
私のした経験はおそらく、ものすごく稀な事ではないだろうと思うからだ。
同じ年頃に、2回もしかも別の人から同じような事をされたのだ。
友人が性的な問題を抱えてワークショップに行った時、私と同じような、
イヤそれ以上にひどい経験をした人がたくさんいたと聞き、
また私のカウンセラーも同じようなことを言っていたからだ。


お尻を触ること自体、たいしたことではないと、触った本人たちは
思っているかもしれない。
触られた子供にとっては、生涯にわたって影響するような大問題だ。
私にとって、このことは後々まで尾を引いた。


この事を初めて人に話せたのは結婚してからだ。
それまではそんな事を人に話したら、人から嫌悪感を持たれてしまうに違いないと思っていた。
でも今の私は、そんな事で嫌悪感を持つような人とは
つき合いたくないと思うほどには強くなったし、大人でもある。
第一、当時7、8歳の私は何も穢れた事はしていないのだ。


7、8歳はまだまだ幼い。性の意味もわかっていない。
けれど、彼らが私のお尻を触ったという事が、どういう意味を持つのかは、
子供心にもなんとなく理解が出来た。
だからこそ父にも母にも言えなかったし、言ったらどういう事になるのかも、
察しがついた。だからこそ一人の胸に封印してしまったのである。


そして、私が夜遊びを続けながらも(笑)、性的には慎重だった事、
心の底で男性には嫌悪感を持っていた事、
そして元夫との夫婦生活にも影響がなかったとは言えない事、等を考えると
こんな小さな出来事さえ、これだけの影響を及ぼしているのだから、
もっと辛い経験をされた方達の苦悩はどれほどのものかということに
思いを馳せたものである。


今回何故こんな事をわざわざ書く気になったかと言うと、
私が親になり、当時の私と同じ年頃の子供を持つ身となったからだと思う。


親として、子供を、魔の手から守らなければならない。
今の世の中、教師すらも教え子に手を出すような時代だ。
いや、昔からこういう事はあったのかもしれないが、テレビや映画、
インターネットなどで垂れ流されているポルノの影響は
もっと広範囲に広がっているように思う。


ふと思いついて、インターネットのポルノサイトをいろいろ検索してみた。
はっきり言って胸が悪くなった。アメリカのサイトもいろいろぞっとするのもあるが、多くは若くても高校生以上の女性が対象だったしチャイルドポルノもかなりあるとは聞くが今回は特にひっかからなかった。一番目についたのはレズビアン、それから人種もの(特にアジア人を対象にしたものはけっこう多かった)などだった。


やはり気持悪かったのは、日本のサイトに良く現れるロリコンものである。
特にアニメ関係のものは、小学生の妹を実の兄が・・・などというテーマも
多々あって、非常に気分が悪かった。これはちょっと検索するとすぐヒットする。
普通にあたりまえに存在するのだ。
こんなのを見た中高生のモヤモヤした男の子が、影響を受けたらと思うとゾっとする。


性の問題は日本やアメリカにかぎらず、どこでもある一定の頻度で存在しているとは思うが、こうした先進国のポルノなどがそうした傾向を助長しているのではないかな、と思う。


私自身は子供をある特定の大人と二人だけにしないように気をつけている。
彼らが大人と二人だけになる時間はめったにない。
あっても相手はほとんど父親だ。
残念ながら、世の中には父親と関係を持たされてしまう子供たちも
決して少なくないが、その場合はきっと何らかの兆候が子供に現れると思う。
虐待を受けた子供たちは何らかの形でサインを送っているはずだ。
そのサインを親が見逃さないように、そしてそのサインがたとえ自分の恋人、
配偶者、実の親や信頼している人を示すものであっても
「そんなバカな事があるわけがない」と一笑に付さず、
チラっとでも考えてみるべきだと思う。


私の場合は、その後二度とその父の友人と出かけたがらなかったし、
彼が来ると知れば、たとえ一人で留守番になっても出かけなかった。
父は「なんだよ、OOくん(彼の息子)とでも喧嘩したのか」と笑っていたが、
これっぽちも自分の友人を疑うような事はなかったはずだ。
仮に私がもしその事を父に話していたら、おそらく1本気な父の事、
大変な騒ぎになっていたと思う。
それもわかっていたから、ますます言えなかったのだ。


虐待を受けた子供は、幼心にそれが大変な事だとわかっているので、
人にはなかなか言えないのである。
そしてこれは私も身を以て痛感しているのだが、
「自分が悪い。自分は汚らしい」という感情を持ってしまうのだ。
そう考えると、表に出てこずに子供の心の中だけで終わってしまった
「性犯罪」というのがどれだけあるのだろう。
そう思うと自分の子供だって守りきれるかどうか不安になってしまう。
疑い出したらきりがないが、同級生、上級生、教師、ベビーシッター、
近所の人、親戚・・・目の届かないところに危険は転がっているのだ。


かといって猜疑心を常に持つように、ということを
子供に教えるのもなんだか哀しい。
だから私に出来る事と言えば、細心の注意を払って予防する事、
子供のサインを見逃さない事、そして子供にもわかりやすく性の事を教えていく事だ。


例えば今の段階でセックスの事は早すぎるので、
大事なところ(水着で隠すところ)は見てはいけない、見せてはいけない、
さわってはいけない、さわらせてはいけないと教えている。
一度学校でふざけてパンツをおろして先生に怒られたので、
その日は「おやつ抜き」の刑に処し、泣かせた事もある。
以来パンツおろしはしていないようだ。
この件では本当に「クレヨンしんちゃん」に「感謝」している(怒怒怒)


私がもう一つ怖いのは、どうしてそういう性癖が出来上がってしまうかだ。
生まれつき、という人もいるが、たとえばロリコンに限って言えば、
アメリカよりは日本にはるかに多いような気もする。
メディアに刷り込まれたりするってことも実は多いのじゃないかと思う。


では自分の子供をメディアから遠ざければ、そういう大人は育たないかというと
ことはそんなに単純でもない気がするが、わからない。


とにかく今の私にとって本当に防ぎたい事のふたつ、
「自分の子供が性の被害に遭わないようにすること」
「自分の子供を異常性癖の犯罪者にしないこと」
常にあの人に限って、やうちの子に限って、という先入観だけで
ものごとを判断しないように気をつけたいものだ。



本日の夕食:サラダバーのFRESH CHOICE





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Last updated  2004.08.23 02:41:17
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