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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2004.11.06
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今日は次男の先生との面談があった。


長男の面談は2週間前に終わっているが、
去年と同じ先生だし、面談は年に2回あるので
だいたい内容はわかっていたし緊張もしなかった。


次男の先生も長男の時に散々お世話になったので様子はわかっているが、
今回は次男が学校生活を始めて最初の面談。
何を言われるかとヒヤヒヤだ。ちょっと緊張してしまった。


最初に、次男がやった水彩画とドローイングをみせられる。
水彩画は色の広がりのみを楽しむためのものなので、
キンダーでは特に絵らしいものは描かない。
その色の広げ方、使い方で発達具合を見てくれる。


「幼いねー。」と白髪まじりの口ひげをさわりつつ、笑いながら一言。
「ほらね、この水彩画の絵の具のところ、引っ掻き傷があるでしょ。
筆を使ってめちゃくちゃに力を入れて殴り塗り(?)してるんだよなあ。」
「ほら、このドローイングもただの殴り書きだしなあ。」


彼によると、次男のお絵描き発達指数は3~4歳だと言う。
(現在5歳半)
期待はしてなかったけどねー。(がっくし)


性格的な判断としては、
「頑固。社交的。たまに協調性に欠ける。素直な面も結構ある。
我慢強い。人なつこい。日によってかなりセンシティブ。ジョークが好き。」
うーん、まったくその通り。


特に褒められたのは
「木登りがじょうず」と「よく食べる」
うーん、予想通り「体育と給食」派とみた。
外ではいつも木に登っているし、
中遊びでは、いつも何かを組み立てていると言う。
クリエイティビティも高いと褒められた。
ちょっといい気になる母。


先生からのリクエストで今後とも引き続き気をつけて欲しいのは、


*食事の取り方
朝ごはんの指導(次回詳しく書きます)
おやつの取らせ方や、栄養の気の配り方。

*睡眠をできるだけ多くとる
希望は7時に寝かせて、7時に起こす
(というより自然に目が覚めるまで寝るのが望ましい)。
キンダーでは12時間睡眠が理想。
(ちなみに夕べ次男は夜6時半に寝て朝の7時半に起きた。
普段は夜8時~朝7時くらい)

*とにかく温かい格好をさせる。
冬は薄いものを何枚も重ねて。帽子やジャケットは忘れない。
長いズボンの下にも、できたら下着をつける。
ここでは日本式の「薄着で健康説」は取り合ってもらえない。
内蔵を冷やさないように、冬は暖かく、飲み物も温かく。

*メディア禁止令
とにかく遠ざける。
テレビもコンピューターもなるべく10歳くらいまで与えない。
なるべくテープやCDなどの音楽も避ける。

*リズムのある生活
同じ時間に起き、同じ時間に食べ、同じ時間に寝る。
できるだけ「スペシャル」や「例外」を少なくする。


これはキンダーというより学校全体の指導でもあるのだが、
特に2年生くらいまでの子供にはうるさい。


先日次男はいつものように、長い板を使って滑り台を作っていた。
先生から注意されていた事ーその滑り台で滑らない(薄い板だから)
ーをしてとうとうその板は割れた。
次男は先生を見て蒼白になり、叱られるのを覚悟で立ちすくんでいたようだ。
先生はひとこと、口癖の「アイヤイヤイ(あ~あ)」を言い、
次男の事は責めずに、割れた板を外へ運び出した。
そして割れた面をきれいにのこぎりで切り取って、
黙ってみていた次男に、紙ヤスリをかけさせたそうだ。


先生が「長い板はなくなっちゃったけど、短い板が二つできたよ」
というと、次男は「本当だ。ふたつできた。」
とほっとしたように笑ったそうである。


この先生はやたら大げさに子供を褒めない。
「よくやってるね」とか「上手だね」とか「君はすごいよ」などと
そういう言葉で鼓舞する事はあまりしない。
ただいつも子供たちを見ていて、事実だけを伝える。
そして怒る事もしない。そのかわり失敗をしたら、
それを片付けさせたり、つぐなわせたりと言う形でさとらせるのだ。
もちろん一緒になってやってくれるので、子供たちは安心する。


この先生のキンダーガーテンは
静かにゆっくり時間が流れている。
今日話していて感心したのは、彼は平日は決して映画を見ないと言っていた。
恐怖を感じるようなドラマなどもみない。
ニュースもできるだけみない。
自分の感情がいたずらに刺激されると、
翌日子供たちに接する時に、何らかの波動で伝わるのが嫌だからだそうだ。


先生がそこまでしてくれているのに
親の私はホラーやサイコサスペンスなど見たりしていた。(汗)
まったくとんでもない母親だ。


そして、毎晩寝る前には必ず、ひとりひとりの子供の顔を思い浮かべ、
名前を心の中で呼び、おやすみを言うそうだ。
これはシュタイナー教育の先生が必ずしなければならない事らしいが、
毎晩、先生が息子の事を思い出してくれて、お休みを言ってくれる。
親としてはとても心が温かくなる話だ。


今日の面談で、次男の学校での「活躍ぶり」がよくわかった。
来週もまた、毎日元気良く、
長靴はいて、皆とあそんでこい、次男。





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Last updated  2004.11.07 00:23:02
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