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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2007.06.09
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何だか長かった今年の息子達の学校生活ももう終わり。
3ヶ月の夏休みがはじまった。(ため息)
朝ゆっくりできるのはいいけれど、
ダラダラしてしまうようにならないよう気をつけよう。


昨日の終業式に先駆けて、長男の担任の先生とのお別れ会があった。
息子達の学校では8年間の間、同じ教師が担任する事になっているが、
やはり色々な事情があるもので、やはり途中で変ってしまう事は珍しくない。
この先生は2人めで、一生懸命やってくれたのだけど、
なんかその辺が空回りしてしまって、一部の子供達や親とうまくいかず、
嫌な雰囲気でやめることになってしまったのだ。
あと1ヶ月を残すところで学校に来ない事になってしまったのだ。
これにはかなりの親が反発したけれど、一部の親の強硬手段で
どうする事もできない状態になってしまった。


それでもお別れを言いたいという人たちもたくさんいたので、
おとといの午後、公園でポットラックをかねたお別れ会を企画した。
「子供も親も本当にお別れを言いたい人だけ集まって」と声をかけた。
義理で来てもらっても雰囲気が悪くなるだけだ。
ひょっとしたらあまり集まらないかもなあと思っていたら、
結局クラスの2/3の家族が集まってくれたのだ。(安堵)


子供達は車から、それこそ鉄砲玉のように飛び出し、
公園の芝生からスプリンクラーがでて、
ほとんど水浴び状態で走り回っていた。
そのあとびしょぬれのまま先生とサッカーをやっていた。
そしてポットラックの夕食を皆で食べ、演奏会の時間になった。


もともと音楽の先生だったので、楽器などが得意だ。
だから皆になんでもいいから楽器を持参するように頼んでおいた。
そして先生がギターやウクレレを弾き、
子供達が笛やバイオリン、お父さんのひとりが太鼓を叩き、
あおぞらコンサートがはじまった。


来ている人達や先生の顔を見渡し、その穏やかな顔を見ているうちに
何だかちょっと情けない気持になった。
たとえどんなわだかまりがあろうとも、
どうしてこんな時にさよならの一つも言えないんだろうなあ。
普段はコミュニティだの何だの言っている人たちが、
こういう時にねじれた人間関係をリリースできないのは
何だか悲しいなあと思った。


それでもその先生を大嫌い、と言っていた子供が、
「お別れだけは言いたい」とたった10分だけ顔を出してくれたり、
娘の卒業式がこれからあるというのに、
ギリギリの時間まで過ごしてくれた家族がいたり、
その卒業式のお手伝いをしなければならないのに
合間を見て駆けつけてくれた家族がいたり。
結局ほとんどの家族が温かい気持で来てくれたんだと思うと、
暗かった気持も明るくなった。
実際にひとりのお母さんも
「私はずっと先生が辞める事を悲しく思っていたけど、
今日のこの送別会で本当に気持が癒されたわ」と言っていた。


まあいろんな事情で来れない家族もいたけれど、
何の意思表示もくれなかったのはほんの数家族。
何となくクラスの中がちょっと分裂してしまった感じだったけど、
こういう温かい気持を持った人たちがたくさんいるとわかってほっとした。
なにしろこれからまだまだ4年もあるのだ。先は長い。
最後に皆で先生を輪の中に置き、
円になってさよならの歌を歌った。
アイルランドの歌だそうだ。
門出を祝う、とてもきれいな歌だった。


いろいろあったけど、
子供達もこんなふうに最後の時間が持てて、
とても良かったと思う。
和やかで温かい送別会だった。
「一期一会」という言葉はよく言われるけれど、
出会いも別れも本当にそのつど大切にしなければ。


今日は日本語学校の終業式。
そのあとはポットラックのランチがあって、
それが終わってからは、長男のクラスメートの
お別れバースディパーティ。(涙)
その後は去年やめてしまった子のバースディパーティ。
目の回るような一日だけど、こうしていろんな人の
出会いや別れや再会があるということを、
子供達も学んでいくんだろうなあ。






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Last updated  2007.06.09 22:17:45
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