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カテゴリ:楽しい出会い
私の大家さんは白人の老夫婦だ。
初めて奥さんの方にあった時、 ちょっと意地悪そうな婆さんだと思った。 でも人はそう悪くないのではないか、 口はなかなかどうして悪いけど、という印象もあった。 ちなみに一緒に見に行った私の友だちは 「なんかタヌキばばあ、って感じじゃん。」 と言っていた。(笑) その後のいろんなやり取りで、 口は悪いが人は悪くない、という印象が強まった。 場所もいいし、家も悪くない。 値段は予算よりちょっぴり高かったけど許容範囲。 というわけで、今度は子供を連れてもう一度見た。 その二人の子供に対するやり取りを見て決めた。 そこにあったのは本当に子供が好きな人の 子供にたいする愛情あふれるやり取りだったのだ。 人によってはこの人達が苦手かもしれない。 何しろ突然やってくる事もある。 「サプラーイズ」などといいながら玄関先に立ってた事もある。 たいていは電話してくるが、それでも一方的だ。 開けっぴろげで裏表はあまりなさそうだし いろいろと親切にはしてくれるが、 それでもプライバシーを思い切り気にする人には ちょっと嫌な大家かもしれない。 私は正直「参ったなあ」と思う事もあるが、 基本的には彼等とのやり取りを楽しんでいる。 庭の手入れもたまに来た時にやってくれるし、 あれこれと住みやすくなるように気を配ってくれる。 先日の警察の一件の後、 大家さんに電話をして、チェーンをつけてもいいか聞いてみた。 「つけてもいいけど、誰がつけるの?」 「え??私が自分でやろうかなと思うけど。」 「やめなさいよ。あのドアは固いから大変よ。 すぐ行ってあげたいけどサンクスギビング明けまで行く予定はないしねえ。」 彼等はここから1時間半のところに住んでいるのだ。 翌日、電話があった。 「今からそっちに行くけど、そこにいる?」 「いますよ。」 「ああよかった。チェーン付けに行くから。」 私は高齢の、体も不自由なおふたりに そんな事でわざわざ来てもらいたくはなかったが、 とにかくもうチェーンも買ってしまったし来るというのだ。 チェーンを取り付け、その後使ったバスルームがおかしいと言って 2時間かけて直してくれた。 息子たちは面白がって、チェーンをつけたり バスルームを直している間、ずっとはしゃぎながら まとわりついていたので冷や冷やだったが、 怒るどころかいちいち説明したりからかったりしながら ずっと相手をしてくれていた。 まるで本当のじじばばのようだった。 借家を探す時、大家の善し悪しは大きな問題になる。 いくら家が良くても大家との相性が悪かったり、ずるがしこかったり、 問題が発生してもなかなか直してくれないような大家に当たると最悪だ。 けっこうそういう大家の話もよく聞くのだ。 ところで前回の日記で書いた、前の住人の後日談だが、 大家が彼の娘に連絡したところ、居場所を知っていたので 娘の承諾を得た上、警察にリポートしたそうだ。 古くからの大家の知り合いで、とてもいい人だったのに、 女が出来て家族を捨て、またその女が史上最悪の悪女だそうで、 「男ってのはねー、女でコロっと変わるのよ。」というほど 様変わりしたそうだ。 やれやれ・・・男って言うのはこれだから・・・Oops 明後日は感謝祭。 コンテンツにとっておきのターキーレシピを紹介しました。 ヒマと根性がある人はやってみてください。 おととし、友人の家で残り物を頂き、あまりの美味しさにレシピをもらい 去年挑戦しました。かなり、おいしかったです。 本日の献立: チキンディバン、パスタのカレークリームソース、柿のプディング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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