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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2005.10.27
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私はまぎれもない日本人だ。
たぶん、もしかすると
最後までアメリカに住むことになるかもしれないけど、
でも心は死ぬまで日本人だ。
ひょっとしたら、どこかの段階で
アメリカ市民になってしまうかもしれない。
その可能性も最近は考えている。
でもそれは単にステータスだけの問題なのだけど、
今はまだ踏ん切りがつかない。

国によっては重国籍を認めているので
どちらの市民権も持っている、という人もいる。
中には3つも市民権を持っている奴までいる。

ヨーロッパなどは、
EC加盟国内であれば、どこに住んでどこで働いてもいいそうだ。
最近その話をヨーロッパの友人から聞いて驚いた。
アメリカとカナダでさえ、それは無理なのに。

私がこの先日本に住むことはないかもなあ、と思いつつ、
市民権取得に踏み切れないのは、
日本国籍を失うことになるからだ。
ステータスだけなんだから、とはいっても
日本で生まれて育った私が日本人でなくなることは何か寂しい。

先日知り合いの人と話した時、彼女は
「そんなの言わなきゃわからないよ」と言っていた。
黙っていれば両国籍をこっそり維持できる、と。
(ちなみにこの人は市民ではないのでそれが本当かどうかはわからない)
でも私はたとえわからなくても違法なことは嫌なのだ。
「じゃあ、あなたはスピード違反とかもしないわけ?」
と言われたが、それは違うと思う。
「うっかり」とか「間違えて」違反をするのと
わかってて故意に違法な状態に身を置くことは違う。
だいいち、子供たちに日ごろ「嘘をつくことはよくない」
「正直でいなさい」などと言っておきながら
親が違法なことをしていては良くないではないか。

うちの子供たちも今は日本とアメリカの二重国籍だ。
でも21歳までの間にどちらかを選ばなければならない。
アメリカで生まれて育った彼等はどうしたってアメリカ人。
よほどのことがない限り、アメリカ国籍を取るだろう。

私は今のところ、グリーンカード保持者として
日本国籍を維持しつつ、このアメリカで暮らしている。
更新を続ければ、アメリカに住む限り永住権は保持できる。
ただ年間とおして6ヶ月は滞米していないと
効力を失う恐れがあるので、何かが日本でおきても
何年か帰ることはなかなか難しい。
もちろんパーミットを取ってアメリカを離れることは出来るが、
それにもリミット(2年ごと更新、最長5年)があるのだ。

私が日本国籍を捨てられない一つの原因は親だ。
母は別に何も言わないが、娘が異国で暮らしているというのは
やはり寂しいことではないかと思う。
結婚という理由でここに来て、離婚した今は
子供さえいなければ帰ってもいいのだけど、そうもいかない。
そのうえ、私が国籍まで米国にしてしまったら、
何だかとても親不孝なことのような気がしてしまう。
なので母が健在なうちは市民にはならないだろう。

私がおそらく日本にはもう帰らないだろう、と思う理由は
子供たちのことなのだ。
自分は親元を遠くはなれたくせに、とも思うが、
私は別に子供たちが何処か遠くへ行ってしまってもかまわない。
でも帰ってくる場所にいてあげたいと思う。
彼らにとっての帰ってくる場所は、このアメリカなのだと思う。
私にとっての帰る場所が家族のいる日本であるように。
いずれ、いつか、市民権を取るかも、という理由の
ひとつ(他にも色々あるけど)がそれなのだ。

いろいろな思いを抱えて外国に移住する人がたくさんいる。
いつか、日本が重国籍を認めてくれる日を
首を長くして待っている人もまた大勢いるのだ。


本日の献立(今日はお客様をおもてなし):野菜入りチリビーンズ、ベークトポテト、サラダ、
ほうれんそうのバター炒め、パン、デザートはアップルパイとアイスクリーム





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Last updated  2005.10.27 14:22:28
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