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シングル母のアメリカ暮らし

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さく408

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2005.12.11
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最近とみにネットで調べものをする事が多い。
一日に何時間もネットサーフィンに時間を費やしていると、
目もアタマもすごーく疲れる。
でも仕事の一部なので仕方ないからやっているけど、
本当に「???」と思う事がすごく多い。


特に思ったのは
「日本の若い子、大丈夫なのかな?」ということだ。


最近立て続けに起こっている事件と絡めて言っている訳じゃない。
ここのところ、日本のサイトをいろいろ見てて思った事だ。
アメリカは病んでいる社会、
アメリカ人は自己中心的でアタマがおかしい、
などというセリフを在米日本人社会のネットなどでよく目にする。
決して否定をするつもりはないし、やれやれと思う事も確かに多いけど、
では、そのアメリカに比べて、日本はそんなに健康な社会なのか、
と思うと、あまりそうとも思えない。


言っておくが私は決して盲目的親米派人間ではないし、
日本やその社会、文化をこよなく愛する人間なのだ。
でも最近新しい仕事を初めて、日米のネット文化を見比べると
ちょっと愕然とする事が少なくないのだ。


いわゆるオタクと言われる人たちのサイトを見ると、
これはどう考えても、まともな社会生活をしていないな、
と明らかにわかる事が多い。
こんなにネットに時間を費やせる人間が、まともに仕事したり
勉強したりできる訳がない、と第三者でも判断できるくらいスゴイ。
そういう人間のネット代は誰が払っているのか。
家賃は?食費は?
たかが一つのゲームに対してものすごく綿密な攻略法を暴きだし、
それを事細かに掲示板で皆さんの質問に答えている親切な若者たち。
その能力を仕事や勉強にとても生かしているとは言えない人たち。
能力はあっても生かす時間はないはずだ。
人に与えられた時間は平等なのだから。


私はネットに張り付いてはいても、一応お金をもらっているのだ。
これでもちゃんと生産しているのだ。
ゲームの攻略法に誰がお金を払ってくれているのか。
アイドルの緻密なスケジュールアップをしてくれと頼んでいる人がどこにいるのか。
ゲームのキャラクターを題材にどうしてみんなで同じ小説を書いているのか。
現実の女の子が苦手だから、とバーチャルアイドルにのめり込むって一体??


もちろん趣味の範囲でやっている人たちがほとんどだろうし、
誰にも迷惑はかかっていないのだろうから、
他人のワタシは放っとけばいいんだろうけど、
本当に愕然とするような人間が決して少数ではないんだなあ、
というのが、この何ヶ月かの感想。


最近日本から来た人で、かなりビックリするような人に
続けて出会った。
悪い人たちではないのだけれど、
人との距離の取り方がとても苦手らしい。
そして生活のかなりの部分をネットに頼っている。
私も人の事は言えないけれど、
調べものから何からすべてネットですまそうとは思えない。


でも中には仕事から遊びから人付き合いから調べものから買い物まで
すべて自分の部屋の中ですませてしまう人が
決して少なくはないのだろう。
でも現実の生活には血の通った人間がたくさんいて
あんな言われたり、こんなことされたり。
汚い事も不愉快な事もいっぱいあるのだ。
でもわくわくするような出来事、ネットでは味わえないヒト肌の温もり、
感情のこもった優しい声、痛み、触れ合いもあって。
そういう中で毎日を過ごし、切磋琢磨されるからこそ、
人として成長できていくのではないかと思う。



今日、息子たちは、日本の1ドルショップで買った、
輪ゴム鉄砲のおもちゃで撃ち合った。
私は銃擁護派ではないけれど、
子供のおもちゃとしての銃には目くじらたてない。
家の中で使う、ということと、遊びでも相手に向けない、
という事が大前提ではあるけれど。


その輪ゴム鉄砲が長男の顔に当たった。
あまりの痛みに怒り狂った長男は、
次男の顔をめがけて輪ゴムを打ち返し、命中した。
次男が痛みにぎゃあぎゃあ泣くのを見て、
長男は自分の痛みと、次男への懺悔の気持から
自分もわんわん泣きだした。

結局、長男は泣きながら、次男に謝り、
次男もわざとではないのだけど、長男にあたった事を謝った。
二人とも、こんなに痛いとは思わなかったようだ。
それから二人でルールを決めて、
決して人にはあたらないようにいろいろ工夫していた。


ふと思ったのは、遊びでも本気でも、
結局自分が痛い思いをしないとわからないのじゃないかという事。
最近のゲームはとても良く出来ている。
人を殺すゲームもたくさんあるし、
日米問わずたくさんの子供たちがのめり込んでいる。
短絡的にゲーム=殺人鬼などと馬鹿みたいなことを言う気はないけど、
ゲームで人を殺して遊んでいる子供たちのどれだけが、
「ほんとうに人を殺すととんでもない苦しみがある」とわかっているのか。
わかる必要はほんとうにないのだろうか。

バーチャルの世界だけで生きていこうとするような若者を
親はほおっておいていいのだろうか。
それとも、自分の部屋に閉じこもって、
家族とも話をせず、ゲームやネットに興じて
食事まで部屋でとろうとするような子供たちを
「思春期の難しい時期だから」ですまそうとする親もまた
どこか病んでしまっているのじゃないのかな、と思う。


私の息子も後少しでティーンに突入。
難しい時期は来るだろう。
でも一人の部屋ですべて完結してしまうような環境を
絶対に子供たちには与えたくないと思っている。
大人になって彼等がそうなってしまったら、
それは私の責任でもあるけれど、
少なくともそんな生産性のない人間に
衣食住のチャンスを与えてやるようなことはすまいと
今から決意をあらたにしているのだ。


辛口なのはあまり好きではないけれど
(自分だって完璧にはほど遠いにんげんだから)
それでもあまりにも多くの嘆かわしいサイトをみて、
ちょっと吐き出してみたくなった。


今夜の献立:とりの唐揚げ、コーンスープ、ブロッコリー、もやしのナムル、ごはん





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Last updated  2005.12.11 14:14:19
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