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新 緑仙の日々是好日

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R.咲くや姫

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2023.09.24
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カテゴリ:学ぶこと


こちらの人物は
五代将軍綱吉。

前回の四代将軍家綱の弟さんです。

犬公方と呼ばれ
あの「生類憐れみの令」を制定した
物語がたくさん出てくる元禄時代の
将軍様です。


あまりに有名な将軍ですので
今更、言うべきにあらずと思い、
本日は、その綱吉に寵愛された
「柳沢吉保」を取り上げてみました。


綱吉が最初に御側用人として
重用したのは牧野成貞ですが
その後、吉保が綱吉の恩寵の第一人者となります。





吉保は
綱吉が将軍になると
御小納戸役になり670石の加増を受けて
とんとん拍子に出世してゆく。

元禄時代に入ると
御側用人として一万石の大名となりました。


同年三年には三万三千石。

七年には川越城主となり
七万二千石、

十年には更に二万石を加増されます。

そして、十四年には
「松平」の称号を許され
宝永元年には甲府に封ぜられて
十五万二千石を領しました。


ものすごい、出世のスピードに驚愕です。


柳沢吉保は
特別な政治的見識とか
他より秀でた行政手腕があった訳では
ありません。


偏に
最も忠実に綱吉の意向を迎え
進んでそれを推察し
誠に持って誠実に代弁した人であり
それで成功して
こんな出世をしたのだと思うのです。



東京の文京区に
「六義園」​と言う庭園があります。


門をくぐると
すぐに大きな枝垂れ桜があります。



当然ながら「桜人」の私は
この桜を何度か観ております。


吉保が綱吉から賜った場所に下屋敷を造り、
御殿を六義館、庭園を六義園と称したそうです。

『詩経』の六義(りくぎ)から
園名が名付けられています。

江戸初期に完成した桂離宮の
庭園の様式を採用した回遊式築山泉水庭園であり
​​元禄時代の明るいおおらかな気風を
反映した江戸大名庭園の最も
代表的なお庭です。




夏景色も涼やかです。


秋の紅葉の頃には
ライトアップが人気で
はとバスも訪れるほどの
美しさですよ。





五代将軍綱吉は
あまり良くは言われませんが
とても「理想家」だったとも言われています。

吉保は
綱吉の心の奥底にある
美しく華やかで平和な日本国の在り方を
実現しようとした人でもあります。

生類憐みの令は
ちょっとやり過ぎかしらと思うけれど
今、現代には
「動物の愛護及び管理に関する法律」があります。


その法律の第一章「総則」には
こう書かれています。


第一章 総則
(目的)

第一条 この法律は、動物の虐待及び遺棄の防止、
動物の適正な取扱いその他動物の健康及び
安全の保持等の動物の愛護に
関する事項を定めて国民の間に
動物を愛護する気風を招来し、
生命尊重、友愛及び平和の情操の涵かん養に
資するとともに、
動物の管理に関する事項を定めて
動物による人の生命、
身体及び財産に対する侵害並びに
生活環境の保全上の支障を防止し、
もつて人と動物の共生する社会の
実現を図ることを目的とする。

(基本原則)

第二条 動物が命あるものであることにかんがみ、
何人も、動物をみだりに殺し、傷つけ、
又は苦しめることのないようにするのみでなく、
人と動物の共生に配慮しつつ、
その習性を考慮して
適正に取り扱うようにしなければならない。

 何人も、動物を取り扱う場合には、
その飼養又は保管の目的の達成に
支障を及ぼさない範囲で、
適切な給餌及び給水、必要な健康の管理
並びにその動物の種類、習性等を考慮した
飼養又は保管を行うための
環境の確保を行わなければならない。




あっそうそう‥
この法律の44条にはこうも書いてあります。



第四十四条 

愛護動物をみだりに殺し、
又は傷つけた者は、
五年以下の懲役又は
五百万円以下の罰金に処する。


​​
戦国時代には
考えられなかった動物愛護。

五代将軍綱吉さんの考え方も
間違っていた訳ではないと言うことになります。


「争いの無い世の中」をつくる。

時は元禄、
戦国の殺伐とした気風を排除して
徳を重んずる文治政治が花開くのですね〜




(六義園の写真はネットからお借りました)








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Last updated  2023.09.24 21:00:06
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