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テーマ:ちょっと、お出かけ。(2321)
カテゴリ:神社
秋から冬にかけては神楽の季節です。
といってもsalonyもまだ本物は見たことが無く いつも計画倒れになっています。 今回、奥さんがいない間に cieloさんと計画を立てて見に行ってきました。 場所は豊前市。 豊前神楽が市内のあちらこちらで行われているようです。 9月23日は大富神社で奉納神楽が行われるようです。 実際に、大富神社に行ってみると なんと、幸運にも大富神社伝承の 大村神楽講創立130周年記念祭でした。 大村神楽講のHP 神社の境内には出店も出ていて ちょっとしたお祭り状態です。 記念祭の演目は 1.壱番神楽(大村子供神楽) 産土の神を讃え、方祓いを行い、神楽に舞を捧げる。 2.乱駈仙(みだれみさき) 賑やかに五穀豊穣、家内安全、無病息災を祈願。 3.盆 豊作を感謝、祈願。米を満載した盆を高く掲げ、 米粒をこぼすことなく華やかに曲芸的に舞う。 4.駈仙(大村子供神楽) 天孫降臨を主題にした舞。アメノウズメの命、猿田彦之大神が天上と地上の境目で出会った場面。猿田彦がアメノウズメを高千穂峰へと案内をします。 5.湯立 豊前神楽最大の神楽。豊前神楽の神髄たる駈仙神楽と、全国的に分布する伊勢系の湯立て神楽、そしてこの地方に栄えた修験道の松会行事や峰入り行事とが結びついたと言われている。 6.岩戸 古事記・日本書紀に見える「天の岩戸開き」神話を主題にした神楽。 *パンフレット抜粋 全体で約4時間の公演でした。印象に残ったのは「盆」と「湯立」でした。 盆では盆に載せた米を落とさないように演者が 巧妙に盆を持ってぐるぐる回り、そして激しく動きます。 また湯立てでは猿田彦を表す鬼の面をかぶった演者が数人出てきて 柱を登り高所曲芸を見事にします。そして餅巻きを行いました。 また、若い氏子が素足で火渡りを行い、五穀豊穣、 無病息災、家内安全を祈願してました。 初めて神楽を見ましたが、滑稽な動きあり、ユーモアもあり 面白いという印象を受けました。 民衆に親しまれ、長い年月を伝わっていく理由が分かります。 大村神楽講では若い人が多く、そして頑張っていました。 メンバーを増やすのはなかなか大変だと思いますが この先もずっと伝承されていってほしいですね。 次は高千穂の夜神楽をいつか計画を立てて 見てみたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月13日 18時48分11秒
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