しっかりと腕を振って ~相澤寿聡~
昨日の阪神戦で失敗し、4回を5安打2失点だった相澤。数字だけを見ればいい結果ではあったものの制球を乱し四球は4つ、毎回得点圏にランナーを進められる苦しい投球だった。初回には前回登板で3つの四球を与えた阪神・藤原に先頭打者アーチを浴びる。藤原には昨年8月、市民球場でのゲームでも一発を浴びており、(昨年も)打たれたという意識はありますと苦手意識を拭い去れなかった。それでも相澤は収穫もあったと口にする。目指している投球に近づきつつあります。このままの攻め方を確立したい。140キロくらいのストレートに、100キロ前後のカーブと、120キロ後半のスライダーとスクリューを織り交ぜてコンビネーションで勝負。昨日はストレートが走っていなくてなかなか思い通りに行かなかったんですが、右打者に対してスクリューもいい形で決まっているし、しっかりした投球スタイルを確立したい内角を強気に攻め、コンビネーションで勝負する頭脳派の投球。次回はしっかり腕を振って投げたい。完成度は高まってきており、非常に楽しみな若手左腕だ。HA ファーム通信より