司法書士samiの日記 その116
司法書士samiの日記 その116起業計画は細心に あるサラリーマンの失敗昔わたしの友人が美容院をやると言うので相談に乗ったことがあった 彼は不動産の会社に勤めていたサラリーマン 起業していくことの夢は語ってくれたが その戦略についてはあまりにお粗末なものだった。1000円カットのお店で 立地条件がいいと言うことを自信満々に訴えかけていたが 商売は、いろいろな要素があるので もっと総合的に考えないといけないよと話していたが とらぬ狸のなんとやら もうチェーン店計画などもぶち上げている始末。他店の研究 偵察 分析 又ターゲットにする年代 他店との差別化 付加価値お店の雰囲気や入りやすさ等々 いろいろとたずねたが ほとんど 的確な返事は返ってこなかった。わたしは、行動に起こす前にもう一度再チェックが必要だと主張したがほとんど聞く耳を持たず。しばらくして美容院の開店の電話をもらったのだった。ちょっと安易過ぎるなと思っていた。 予想が的中しないことを祈ったが 結果は開店から5ヶ月で美容院を閉めることになったのだった。彼は退職金の大半を使い果たしていた。 いろいろと考えさせられる。 サラリーマンの思考では、起業はうまくいかないのだ。それを捨て去らないと・・・何とかなるさということでは、なんともならないのだ。