もうこれで最後、would は過去形じゃあないよ!
________________________________________東日本大震災で被災された皆様が一日も早く通常の生活に戻れますよう被災地域の復興を心よりお祈り申し上げます。________________________________________こんにちはiaxs vancouver のオグリです。「ザ・英文法」の講座が始まります!「ザ・英文法」を用いたビジュアル・ラーニング・メソッド(VLM)とは受験英語とは全く異なるメソッド。和訳頼りの受験英語では決して理解できない領域の英文法、それが「ザ・英文法」期間:4月〜6月場所:名古屋経営会計専門学校1号館4F (名古屋市千種区池下1-2-4)定員:10名(先着順)クラスは次のうちからお選びいただけます。クラス1:週2回平日夜(火・木)4時間(2時間x2回)クラス2:週1回週末集中(土) 4時間「ザ・英文法」講座受講ご希望の方は「氏名」「電話番号(連絡先)」
「希望クラス(平日夜または週末集中)」を添えて下記メールアドレスまでご連絡ください。それぞれのクラスは先着限定10名ですので定員に達し次第終了となりますので、参加ご希望の方はお早めにどうぞ。講義に関するお問い合わせは下記メールアドレスまでお願いします。メールアドレス:info.iaxsvancouver@gmail.comカリキュラム、日程の詳細等はFBにて告知していますのでチェックしてください。Facebook:https://www.facebook.com/info.iaxs開講に先立ってワンコイン・トライアルレッスンを開催いたします!「ビジュアル・ラーニング・メソッド(VLM)」ってどんなメソッドなの?「読む」「書く」「話す」「聞く」という4技能に「描く」という技能を頭に植え付けます。技能と言いましたが、決して難しいものではありません。単に頭の中で英語をイメージするだけです。「どうやって?」「百聞は一見に如かず」実際の受講を考える前にどんなメソッドなのかお試しできるトライアルレッスン開催!日時:3月29日(火)・31日(木) 午後6:30-8:30場所:名古屋経営会計専門学校1号館4F (名古屋市千種区池下1-2-4)料金:500円(ワンコイン)トライアルレッスン受講ご希望の方は「氏名」「電話番号(連絡先)」
「希望レッスン日(29日または31日)」を添えて下記メールアドレスまでご連絡ください。それぞれのクラスは先着限定15名ですので定員に達し次第終了となりますので、参加ご希望の方はお早めにどうぞ。メールアドレス:info.iaxsvancouver@gmail.comスカイプ講座!中部地区にお住まいでない方、または、講座を受講できない方にはスカイプ講座も予定しています。通常の講座と同じ内容の講座をスカイプで受講するものです。月曜日:午後2−4、午後6−8、午後8:30−10:30水曜日:午後2−4、午後6−8、午後8:30−10:30*時間帯は変更の可能性があります。お問い合わせは下記メールアドレスまでご連絡ください。メールアドレス:info.iaxsvancouver@gmail.comアイアクセス・バンクーバーからのお知らせ!メルマガ「学校で教えてほしかった、こんな英文法!」や「TOEIC プラス」のネタ元にもなっているアイアクセス・バンクーバーのテキスト本「ザ・英文法」ダウンロード版 オンライン販売中! 100点以上のイラストを使って英語の仕組みをよりわかりやすく解説。 百聞は一見にしかず、まずは無料サンプルをご覧ください。ザ・英文法DL版本日の問題☆★☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー次の英文の意味は?1) If you come to Vancouver, you will like it. 2) If you come to Vancouver, you would like it. 3) If you came to Vancouver, you would like it. 答:1) 予測 2) 推量 3) 仮定 詳しい解説についてはメルマガ “学校で教えて欲しかった、こんな英文法!” でチェックしてくださいね。 登録はこちら:学校で教えて欲しかった、こんな英文法!TOEICメルマガも発行中。TOEICにご興味のあるかた是非登録して問題を解いてみて下さい。登録はこちら: TOEIC プラスTOEICメルマガ関連ブログはこちら:こんな TOEIC 教えて欲しかったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー☆★☆次の英文の意味は?1) If he tries harder, he will succeed. 2) If he tries harder, he would succeed. 3) If he tried harder, he would succeed. 答:1) 予測 2) 推量 3) 仮定今回は法助動詞の最終回です。最後にもう一度、復習も兼ねて法助動詞の本質論を整理しておきましょう。まず重要なことは「法助動詞には原則過去形はない」ということ。確かに辞書を引けば might は may の過去、would は will の過去、could は can の過去と出てきますが、一部例外を除けば、本来、一般的に法助動詞 could, might, would, should は「現在」または「未来」のことを表します。そして、法助動詞 will, can, may, shall は「現実世界」の事柄を述べるときに用いられ、would, could, might, should は「想像世界」の事柄を述べるときに用いられるものでしたよね。そして、想像世界には「仮定の領域」と「推量の領域」があります。←ここ重要仮定の領域とは字の如くif-節が仮定法のときです。しかし、法助動詞 would, could, might は仮定法だけでなく「推量の領域」を表すこともできます。この場合、仮定法と同じ過去形を借用しますが、仮定の意味ではなく、あくまでも現在または未来の「推量」や「可能性」を表します。では、問題文を比較してみましょう。1) If he tries harder, he will succeed. [予測の will](一生懸命やれば→ 彼は成功するよ)2) If he tries harder, he would succeed. [推量の would](一生懸命やれば→ 彼は成功するだろう)3) If he tried harder, he would succeed. [仮定の would](やらないと思うけど、もし一生懸命やれば→ 成功するのになぁ)1)は単なる条件文です。現在形の will を用いるのは「現実世界」の事柄を表しているからです。If he tries harder, he will succeed. [予測の will](一生懸命やれば→ 彼は成功するよ)if-節が tries、主節は will、つまり話し手の頭の中は現実世界の事柄を伝えています。これは「一層懸命やること」も「成功すること」も、どちらも現実の話として伝えているのです。例えば、話題にしている彼は実際に一生懸命やる可能性がある人で、その結果、彼が成功することは話し手の自信にみちた予測になっているような場面です。 2) も条件文です。If he tries harder, he would succeed. [推量の would](一生懸命やれば→ 彼は成功するだろう)主節に過去形 would を用いていますが、if-節が「現実世界」の事柄を表しているので、この would は仮定法の would ではありません。学校英語ではこの組み合わせ構文をきちんと教えませんが、実際の英語圏での日常生活では頻繁に使われる組み合わせです。 学校英語では、if-節が現在形(tries)だと、主節には will がくると機械的に丸暗記させてしまう傾向がありますが、受験英語と実践英語は違うのです。前述したように、想像の世界には「仮定の領域」と「推量の領域」があります。仮定の領域とは字の如く if-節が仮定法のときです。問題文2のように if-節が単なる条件のときは、主節で用いられる would, could, might は「推量」「可能性」を表します。したがって、問題文2)の would は「仮定法」の would ではなく「推量」を表す法助動詞です。 お手持ちの辞書で would を引いてみてください。きっと最初に「可能性・推量」という意味が出てくると思いますよ。英文は「彼が一生懸命やること」は現実的であるが、実際に「成功する」かどうかは想像のこと。つまり、話し手の頭の中は「彼が実際に一生懸命やっても、本当に成功するかどうか半信半疑なのです。この半信半疑というニュアンスが「推量」の would なのです。3) は if-節 が tried (過去形) を用いているので仮定法。だから主節の would は仮定の領域を表す would になります。仮定の領域とは実際に起きないことを想像する領域。If he tried harder, he would succeed. [仮定の would](やらないと思うけど、もし一生懸命やれば→ 成功するのになぁ)「彼が一生懸命やる可能性はまずないと思うが、もしやったら」と話し手が想像している発言です。つまり、話し手は心の中で彼が一生懸命やることは現実的には難しい、または無理であると思っているので「成功すること」はあくまでも仮定で、実際に起きないことなのです。「彼が一生懸命やる可能性はまずないと思うが、もし一生懸命やったら」という仮定の気持ちから話し手の「残念という嘆き」にも聞こえるし「残念という苛立ち」にも聞こえませんか。このように仮定法を用いることによって賞賛や感嘆、怒りや皮肉、また時には嘆き、後悔といった人間感情を豊かに表現することができるのです。*「ザ・英文法」P200-201にてイラスト付で解説説しています。しかし、前述の「推量」の would にはこの仮定法の持つ感情表現はできないのです。あくまでも「推量」「可能性」なのです。もうおわかりだと思いますが「仮定」の would なのか「推量」を表す would なのかは if-節で決まります。if-節が単なる条件なら、would は「〜だろう/でしょう」という「推量」になり、if-節が仮定なら、would は「〜なのになぁ」という「仮定」の意味になるのです。この「仮定」の would と「推量」を表す would をきちんと理解することが法助動詞の本質を理解する重要な最初の一歩だと思います。学校英語で could は can の過去形とか、would は will の過去形と錯覚してしまった学習者のかたは早く法助動詞の本質をつかみましょう。* 今回の内容は「ザ・英文法」P218-220にてイラスト付で解説説しています。*2月16日にアップデートしていますので、それ以前の購入者の方は再度アップデートをお勧めします。購入時のEmailアドレスで何度でもダウンロードできます。応援ポッチもよろしくお願いします! ⇒ スクールホームページ iaxs vancouverスクールFacebook iaxs vancouver FacebookTOEICブログ こんなTOEIC教えて欲しかった!発行者 小栗 聡 本ブログの著作権は小栗聡に属します。無断転載はお断りします。Copyrights (c) 2007-2016 by Satoshi Oguri All rights reserved.