『私の働き方、私の選択』制度が整っても消えない不安
「産後白書2」プロジェクトで募集していた、「教えてください!『私の働き方、私の選択』」。寄せていただいた声をご紹介させていただいております。なお、今までに掲載した、『私の働き方、私の選択』は、コチラからご覧いただけます。今回ご紹介するのは、横浜にお住まいの会社員のNさん。一人の子をもつ母です。それでは、ご紹介しいたます!!『私の働き方、私の選択』--------------------------------------------------------------------------【質問1】今の働き方と、どのように出産後に復帰(あるいは再就職)されたのか、教えてください。正社員、時短で娘が1歳で、復帰しました。復帰は強い気持ちがあったし、会社的に産後ママも働きやすい環境。その中の、不安のポイントは長距離通勤。復帰と同時に異動。3歳以降時短が使えないこと。【質問2】その働き方・復帰あるいは再就職の仕方を選ぶ時に、葛藤や迷いもあったと思います。その当時に抱いていた思いと、どのような選択をしたことによって、葛藤や迷いが吹っ切れたのか?(思いが変わったか?)を教えてください。ふっきりのきっかけは制度変更です。復職後すぐに制度変更があり、時短のフレクシブルさと時間延長。3歳から9歳まで伸ばされたこと。会社がここまで用意してくれているんだからチャレンジだと、不安をノリキレたところ。仕事はかなりホワイトカラー的な戦略機能。ふっきしてみて、時間があんまり関係ない仕事だとわかりました。その分能力不足が苦しい。限られた時間で高いアウトプットを要求されるので、ほんとキツイ。時間かければできるかもしれないうらずけなど、できない、もしくはその分遅れる。会社としてこの重要なポジションに私がいていいのかと何度も上司と話しました。また、旦那や、子供への負担。当初の時間では終わらず、しわ寄せが来てしまいます。仕事の達成感はえられてるし、ありがたい。でも重いです...悩みながら仕事と向き合ってます。---------------------------------------------------------------------------------Nさん、ありがとうございました働きやすい環境や制度がいくらととのっても、不安や悩みは消えない。産後白書2の調査結果では、時短・在宅勤務などの制度が整いつつある今でも、「子育てしながら働くことに不安や悩みがある」と答えた方が82%でした子育てしながら働く、ということは、単なるブランクからの復帰ではなく、「母」という新しい責任と役割が加わり、その上で仕事の責任も担って働く、ということ。(産後白書2 P13より抜粋)「子どもをもった今、自分はどういうスタンスで働きたいのか」、「自分はどうしたいのか」という、自分自身の根本的な部分に向き合っていくと、漠然とした不安も、少しづつ整理されてきますで、自分一人で考えるよりも、自分とおなじように「子育てしながら働く」を考えている仲間がいると刺激をうけて、もっと思考が広がることも!!!そんな仲間に出会えるNECワーキングマザーサロン6月から以下の場所で開催されます☆-----------------------------------------------------------------------2011年度の「NECワーキングマザーサロン」がスタートします!<開催予定地>【東北】岩手県盛岡市/宮城県仙台市/福島県いわき市【関東】栃木県宇都宮市/足利市/埼玉県さいたま市/川口市/所沢市/狭山市/ 千葉県千葉市/神奈川県横浜市【東京23区】北区/文京区/新宿区/中央区/港区/目黒区/品川区/杉並区/練馬区【東京市部】西東京市/東村山市/武蔵野市/三鷹市/調布市【東海以西】愛知県名古屋市/みよし市/岐阜県岐阜市/兵庫県神戸市/加古川市 大阪府大阪市/広島県広島市/沖縄県那覇市------------------------------------------------------------------------------ぜひお近くのサロンに足を運んでみてくださいね☆(文責:永田京子)