毛色
私の髪は母方遺伝子を強く受け継いだ様で、元々茶色い。中学生・高校生の頃は、生活指導の先生から何度か尋ねられたくらい茶色かった。傷みにくくコシのある髪で、少しうねりのクセはあるものの、ブローしたりゴムでまっすぐ束ねて寝れば(※)、翌朝はスーパーストレートになった。25過ぎた頃から急に白髪が目立つようになった。はじめは仕事のストレスかと思ったが、どうやら母が言うには遺伝らしい。母も若くして白髪に悩まされたそうだ。私が物心ついた頃は既に髪をかなり明るい茶色に染めていた。その頃はまだ女の黒い髪でないと恥ずかしいと言われていたので、見慣れない茶髪だった。中学3年の時に担任の先生に「おまえんちの母ちゃん、金髪だもんな」と言われたくらい、母の髪は茶色かった。本当は金髪ではなく、今で言う“ライトブラウン”だったのだが、それだけ印象深く記憶されるくらい、明るい茶色い髪が珍しかったのだ。母は定期的に家でカラーリングしていた。私は、耳の後ろ・襟足・後頭部など、見えにくい部分の塗布をよく手伝った。そんな母が今年還暦を迎える。髪色は、現在シルバーブルーグレーである。(コメンテーターでよく見かける、「何とかタキさん」のように)母は50歳を過ぎた頃から髪を茶色くするのをやめた。新しく生えてくる髪が、殆ど白く、全体を染めるのがバカらしくなったからだと言う。私のように、まだ生え際を中心とした部分的白髪なら全体茶色でもいいが、全髪を100として70~80が白髪なのだ、茶色にするのバカらしく思って当然かもしれない。そのため、生えてきた白髪に“白髪隠し用のトリートメントヘアマニキュアのグレートーン”を使い全体をグレーにしているのである。本来は黒髪になじむための“グレー”なのだが、全体が真っ白という髪に使用すると、“ブルーグレー”に染まるのである。とまぁ、そんな自分の行く末を見ながらも、まだ髪はこげ茶程度でいたい年齢の私は、アッシュブラウンにセルフカラーリングしている。目も茶色いし、肌もオークル系なので、不自然ではないと思っている。しかし、何故か、“眉”だけはしっかり黒い(というか、グレー)。眉は1本が太く短いのでそう見えるだけだろうが、髪色にすこぶる合っていない。何度かカラーリングの時に眉も染めたが、とても危険な行為だ。アイブロウペンは、使わない。眉が濃いというわけではないのだが、細眉ブームの時にブームにのらず、生えたい放題(少し整える程度)だった私の眉は、幅・長さ 共に、ちょっと手入れすれば書かずともキレイに整うのである。そしてたどり着いたのが“アイブロウマスカラ”販売メーカー数は少ないが、探せばあるものだ。色をみると“○○ゴールド”という、一見使えそうもない色なのだが、試供品で試してみると、なかなか自然になじむのである。明日、買いに行こう!(ポイントデーだし♪)(※)スーパーストレートの作り方1、髪を左右どちらかにまとめ、インナーゴムのようなワッカゴムで結ぶ。2、そこから毛先に向かって3cm毎にワッカゴムで結ぶ。(ギフト用のハムのように)3、寝る。4、翌朝ゴムを外せば、簡易スーパーストレートの出来上がり♪・・・注意・・・乾いた髪で。強く結ぶ。寝る時に多少邪魔になるのを覚悟で。最初の結び目の部分だけは少し跡が付くので、ドライヤーでブローして直す。