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テーマ:人と自然の関係(599)
カテゴリ:アウトドア(釣り)
「嗚呼、愛しき君なれば」 嗚呼かぐわしく愛しき君なれば いつか私が心を開き支えようか 君おらずなら息も出来ない我を 省み嘆くひとときが悲しいのだ 何も求めぬ心溢ふるる君がある 我がことをのみに奔走する人々 君は涙に暮れながら哀れみ給う 生の成る意味を忘れた人々達を 嗚呼なによりも愛を知る貴方よ 愚かわたしを見捨てずにいてよ いつか我は自然の意味を見定め いつか私は貴方を支えていよう 君よ大いなる地球よ愛の皇帝よ 何よりも愛を与えて止まぬ心よ その生命を私は辿って生きるよ その真実を求めて呼吸をするよ 2008・02 松尾多聞 ********** 宗教も科学も哲学も、全ての学問は大儀で「真実」を求めています。 それを未だ説明できないから数々の論議があり、それは素晴らしいことでもあり、より進化しなければならない人類には明らかに重要なことです。 しかし、この自然を見てください。一瞬の刹那に億功の変化を伴いながら生態系を完璧に維持しています。 その営みのほんの一握りも理解できない人間が、その無限の恩恵によって生きていることを私は思うのです。 こんな「真実」があるでしょうか?こんな営みが他には考えられるでしょうか?人はその恩恵と真実を忘れ「破壊者」としてしか生られないのでしょうか? 地球は明らかに生きています。その土地に人類がいることは、あるいは限りない生命があることは地球が決めたことでもあります。 だからこそ、この世界には生命が繁栄するからこその地球なのです。 僕は、その真実を知りたいのです。そのことを、その生命の哲学を求めたいのです。なぜならその限りない恩恵に感謝して、いつか支えていける「真実」に近づきたいのです。 大自然の中で、呼吸を繰り返す。いいや、呼吸をさせていただく。今年も僕のアウトドアがね、もうすぐ始まります。 積丹は命の土地。僕の大好きなワッカの岬に今年もいこう。 春には、美しく豊潤な海へと走ろう。 日本一のブルー。積丹の色に染まりながら、岩に張り付くように走る国道を渡ろう。 自然を守り、この自然を次の世代に伝えようと命をかける人たちに再び会おう。 北海道の大地。その血流を分けてもらうんだ。この地に生きた証にこの土地で山菜を食べよう。今年もあの場所で命を分けてもらおう。 神威岬の夕日は人間の営みを語る。日本海最大の難所といわれた岬こそ美しく光る。潮騒の音は伝説の嘆きにも似て、私の心を奪って止まない。 キャラバンの仲間達がいる。気のいいやつら。そして誰よりも水と食料の恩恵を学んで大切にした人たち。彼らと会いたい。今年も言葉をかわしたい。 5月には函館に走ろう。雲のようなサクラに浮かぶ歴史ある土地。人々の優しさと海の幸に出会いたい。 心が営みになり、全てが優しく人を迎えてくれる命のふるさとだ。 函館から30分。大沼公園のキャンプは素晴らしい! 大自然とその景観に酔っていたい。春はここからやってくるようだ。 そこそこに温泉がある。北海道は温泉王国! かけ流し。加水などしない。そんな温泉の成分につかろう。地球の温度に触れていたい。 夏の海が好きだ!その情景と風が人生を感じさせてくれる。 海とつながりたい。だから僕は釣り糸を垂れる。大きな収穫と感動が待っている。 友達が船でやってくる。「たべれ!」って海の幸をくれる。 それもまた交流の楽しみである。 生きるもの。それを大切にしよう。 だから料理はアウトドアであっても真剣だ。それこそが地球を知る入り口でもある。 もちろん!北海道の食材をいただく! どうしても、なにをしても美味しいが、僕は常に研究を重ねる。より多くの人たちにこの自然な食物を知っていただきたいからだ。 矢のように秋の国道を移動する。鹿やキツネ、そして家畜が飛ぶように走る。 北海道のドライブは大自然の動物園。素晴らしい景色とともに感動がついてくる。 秘境にも行く。本州からのライダーが「自分」を探しにやってくる。 僕は彼らに北海道と自然を語る。彼らは北海道をダイスキになってくれる。 そして飲む!仲間とこの自然にカンパイする! 毎年まっていてくれる仲間が嬉しい!ヘロヘロになり、北海道を語り合う。 北海道と言えば寿司だ!全国の、いいや世界が唸る寿司。 僕はこの技と食材を全国にも広めたい。この土地があるから美味しい寿司。安く高級な素材を今年も堪能する。 誰もいない温泉。そんな温泉がたくさんある。今年も回る。100円とか無料が多いのだ。 いいや値段ではない。地元が利害抜きで町で管理してくれる心の温もりなのだ。 さぁ!みなさん! 北海道においで!あそびにおいで! 北海道にはね、この地球の愛がふんだんに残されています。北海道には真実が生きています。 そして、北海道にはね、忘れられた人の心が未だ灯っていますよ。 今年の僕のアウトドアは地球を探してみたい。その真実に歩みよりたいな。じゃね。また。バイバイ。 ■今日のお別れポエム■ 嗚呼、僕は緑輝く大樹になりたい 赤い屋根のホテル秋の日に母と別れた 寒い吹雪の夜友達が死んだと聞いた 学校の帰り道水仙のそばで子犬を拾った まぶしく輝く虹の朝祖母から贈り物が届いた たった一人の旅の空流れ行く星を見つめてた ひらひらと風に触れて 僕の木の葉になったこと達 心の枝が揺れていた 可愛い少女に出会った 僕は心から愛する喜びを知った 誠実にわかりあえる友がいた 一人ではない事を教えてくれた ひらひらと触れて揺れ動いていた 僕にも時の嵐は訪れていく 何もかも包み込み奪う息吹 振り出しに戻そうとする力 ひらひらと木の葉だけが残った もしも君達が戻らなくてもいい もしも僕のことを忘れてもいい もし何かに迷っているならば淋しいならば 僕はたくさんの木の葉を抱き ここに立つ大樹になってみようと思う 過ぎてしまった時間は決して 決して僕だけのものではなかったから すべてが幹へと流れていたから 君達がいつか休める木陰を作ろう 君達が糧とできる豊かな実を作ろう 君達の木の葉で安らぎを作ってみよう いまこの大地に僕は立っていたいと思う このままいつまでもいようと思う ひらひらとひらひらと揺れながら ランキングに参加しました。クリックしてね テクノラティプロフィール お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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