「嗚呼、愛しき君なれば」地球への感謝
「嗚呼、愛しき君なれば」嗚呼かぐわしく愛しき君なればいつか私が心を開き支えようか君おらずなら息も出来ない我を省み嘆くひとときが悲しいのだ何も求めぬ心溢ふるる君がある我がことをのみに奔走する人々君は涙に暮れながら哀れみ給う生の成る意味を忘れた人々達を嗚呼なによりも愛を知る貴方よ愚かわたしを見捨てずにいてよいつか我は自然の意味を見定めいつか私は貴方を支えていよう君よ大いなる地球よ愛の皇帝よ何よりも愛を与えて止まぬ心よその生命を私は辿って生きるよその真実を求めて呼吸をするよ2008・02 松尾多聞**********宗教も科学も哲学も、全ての学問は大儀で「真実」を求めています。それを未だ説明できないから数々の論議があり、それは素晴らしいことでもあり、より進化しなければならない人類には明らかに重要なことです。しかし、この自然を見てください。一瞬の刹那に億功の変化を伴いながら生態系を完璧に維持しています。その営みのほんの一握りも理解できない人間が、その無限の恩恵によって生きていることを私は思うのです。こんな「真実」があるでしょうか?こんな営みが他には考えられるでしょうか?人はその恩恵と真実を忘れ「破壊者」としてしか生られないのでしょうか?地球は明らかに生きています。その土地に人類がいることは、あるいは限りない生命があることは地球が決めたことでもあります。だからこそ、この世界には生命が繁栄するからこその地球なのです。僕は、その真実を知りたいのです。そのことを、その生命の哲学を求めたいのです。なぜならその限りない恩恵に感謝して、いつか支えていける「真実」に近づきたいのです。大自然の中で、呼吸を繰り返す。いいや、呼吸をさせていただく。今年も僕のアウトドアがね、もうすぐ始まります。積丹は命の土地。僕の大好きなワッカの岬に今年もいこう。春には、美しく豊潤な海へと走ろう。日本一のブルー。積丹の色に染まりながら、岩に張り付くように走る国道を渡ろう。自然を守り、この自然を次の世代に伝えようと命をかける人たちに再び会おう。北海道の大地。その血流を分けてもらうんだ。この地に生きた証にこの土地で山菜を食べよう。今年もあの場所で命を分けてもらおう。神威岬の夕日は人間の営みを語る。日本海最大の難所といわれた岬こそ美しく光る。潮騒の音は伝説の嘆きにも似て、私の心を奪って止まない。キャラバンの仲間達がいる。気のいいやつら。そして誰よりも水と食料の恩恵を学んで大切にした人たち。彼らと会いたい。今年も言葉をかわしたい。5月には函館に走ろう。雲のようなサクラに浮かぶ歴史ある土地。人々の優しさと海の幸に出会いたい。心が営みになり、全てが優しく人を迎えてくれる命のふるさとだ。函館から30分。大沼公園のキャンプは素晴らしい!大自然とその景観に酔っていたい。春はここからやってくるようだ。そこそこに温泉がある。北海道は温泉王国!かけ流し。加水などしない。そんな温泉の成分につかろう。地球の温度に触れていたい。夏の海が好きだ!その情景と風が人生を感じさせてくれる。海とつながりたい。だから僕は釣り糸を垂れる。大きな収穫と感動が待っている。友達が船でやってくる。「たべれ!」って海の幸をくれる。それもまた交流の楽しみである。生きるもの。それを大切にしよう。だから料理はアウトドアであっても真剣だ。それこそが地球を知る入り口でもある。もちろん!北海道の食材をいただく!どうしても、なにをしても美味しいが、僕は常に研究を重ねる。より多くの人たちにこの自然な食物を知っていただきたいからだ。矢のように秋の国道を移動する。鹿やキツネ、そして家畜が飛ぶように走る。北海道のドライブは大自然の動物園。素晴らしい景色とともに感動がついてくる。秘境にも行く。本州からのライダーが「自分」を探しにやってくる。僕は彼らに北海道と自然を語る。彼らは北海道をダイスキになってくれる。そして飲む!仲間とこの自然にカンパイする!毎年まっていてくれる仲間が嬉しい!ヘロヘロになり、北海道を語り合う。北海道と言えば寿司だ!全国の、いいや世界が唸る寿司。僕はこの技と食材を全国にも広めたい。この土地があるから美味しい寿司。安く高級な素材を今年も堪能する。誰もいない温泉。そんな温泉がたくさんある。今年も回る。100円とか無料が多いのだ。いいや値段ではない。地元が利害抜きで町で管理してくれる心の温もりなのだ。さぁ!みなさん!北海道においで!あそびにおいで!北海道にはね、この地球の愛がふんだんに残されています。北海道には真実が生きています。そして、北海道にはね、忘れられた人の心が未だ灯っていますよ。今年の僕のアウトドアは地球を探してみたい。その真実に歩みよりたいな。じゃね。また。バイバイ。■今日のお別れポエム■嗚呼、僕は緑輝く大樹になりたい赤い屋根のホテル秋の日に母と別れた寒い吹雪の夜友達が死んだと聞いた学校の帰り道水仙のそばで子犬を拾ったまぶしく輝く虹の朝祖母から贈り物が届いたたった一人の旅の空流れ行く星を見つめてたひらひらと風に触れて僕の木の葉になったこと達心の枝が揺れていた可愛い少女に出会った僕は心から愛する喜びを知った誠実にわかりあえる友がいた一人ではない事を教えてくれたひらひらと触れて揺れ動いていた僕にも時の嵐は訪れていく何もかも包み込み奪う息吹振り出しに戻そうとする力ひらひらと木の葉だけが残ったもしも君達が戻らなくてもいいもしも僕のことを忘れてもいいもし何かに迷っているならば淋しいならば僕はたくさんの木の葉を抱きここに立つ大樹になってみようと思う過ぎてしまった時間は決して決して僕だけのものではなかったからすべてが幹へと流れていたから君達がいつか休める木陰を作ろう君達が糧とできる豊かな実を作ろう君達の木の葉で安らぎを作ってみよういまこの大地に僕は立っていたいと思うこのままいつまでもいようと思うひらひらとひらひらと揺れながらランキングに参加しました。クリックしてね ドン!って。テクノラティプロフィール