いまどきの子どもたち
娘の小学校の保護者会で驚く話がありまして。担任が子どもたち(約35人)に「中学に行くのが楽しみな人」と聞いたところ、手を上げたのは3分の1くらいだったそうです。残りはと言うと、「小学校のままがいい」そうで。 理由としては多分一人一人違うのでしょうが、先日知人と話したときに、「中学では女の子は先輩ににらまれると大変だよ」と言う話が子どもたちの間で広まっている、と言う話がありまして。その辺が原因かなぁ?と思いました。 それにしても、中学に行くのが楽しみではない、子がそれほどいるとは・・・・。驚きです。 少なくとも、自分が子どもの頃はもう少しみんな大人に近づくのを楽しみにしていたような・・・。 ちなみに帰ってから娘に聞いたら、娘は「中学が楽しみ」なほうでした。「部活が楽しそう」だそうです。 NHK総合で、「課外授業 ようこそ先輩」と言う番組があるのですが、先日作家の石田衣良さんが母校の小学校を尋ねる、と言うのがありました。授業を受けたのは小学6年生。石田さんは、「今の自分を見つめ」「将来どんな大人になるかを考える」ことをメインにした授業をしていました。 以前から石田さん好きで、作品も読むようにしています。この人はどんな対象を書いても、その人に対する愛情を持っているんだな、と常々思っていたんですが。番組でも小学6年生一人一人の話を一生懸命、理解しようとしている姿勢が出ていて、とても好感が持てました。 それにしても彼らがうらやましい。人生の最初の頃に、石田さんと直接話すことが出来るなんて。