ボルドー展-美と陶酔の都へ-
上野の国立西洋美術館に行って来ました
目玉はこの写真の
ドラクロワの「ライオン狩り」です。
この作品は火事によって絵画の上部が焼けてしまってます
ただその力強さは充分伝わってきます。
この作品の隣に、消失前の絵画の構図を完璧なまでに模写したルドンの作品も展示してあるので、在りし日の「ライオン狩り」を想像することができます。
もし、焼けずに完璧な形で残っていたらと思うと残念
全体的にこじんまりしていて大人の展覧会のイメージがあります。
私としては印象に残った絵は
ピエール・ナルシス・ゲランの
《フェードルとイポリット≫です。
彼はドラクロワの師匠だそうで、イポリットのお顔か美しい
義理の息子に恋するのもわかるわ
いつも国立西洋美術館に行くと常設展を見るのですが、この日は時間がなかったので寄らず、また改めて行きたい場所です