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イルカみたいに生きてみよう~心の力を抜いて楽しく生きていきませんか

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2024年10月27日
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カテゴリ:誘水日記


鈴鹿に引っ越して20日余りが過ぎた。
まだ段ボール箱は片付かない状態だが、
それでもやっと落ち着いてきた。

山梨で暮らしていたのがずいぶんと前のことのように思える。

山梨は山に囲まれていて、
安心感があった。
富士山も見えて、
いかにも守られている場所だった。

鈴鹿は山が低い。
田んぼが広がり、
少し車で走ると海がある。
開放的な気分になれる。

夕方になると、
山梨では見られなかったきれいな夕焼けが広がる。
西の空の低い部分がピンクに染まる景色を見ると、
「今日もがんばったな」とほっとする。

車で10分も走れば、
海から上がる朝日が拝める。

18歳までこの地で暮らし、
大学時代は名古屋での生活。
初めての都会。
若者にはとても刺激的で、
何かをしたわけではないのだが、
少しは視野が広がった。

卒業してから富山県の黒部市。
今振り返ると、
北アルプスの山々が望めて、
日本海も広がり、
いい環境だった。
でも、
若さというのは、
のんびりした生活に満たされないものを感じる。

「東京へ行きたい」
そう思いながらの2年間だった。

会社を辞めて一時的に鈴鹿へ帰り、
また名古屋に出ての一人暮らし。

悶々とした20代だった。

ついに27歳で念願の東京へ。
サラリーマン生活から抜け出し、
フリーライターという未知の仕事に飛び込んだ。

名古屋での刺激どころではない。
慣れない仕事には苦戦したが、
それでも、次から次へと新しい出会いがあって、
エキサイティングだった。

自分の本もたくさん出せたし、
これで満足のはずだった。

東京、埼玉での生活は30年以上。

山梨へ移って、
すっかり生活が変わった。

いいタイミングで東京を離れた気がする。

暮した場所もそうだし、
結婚、子育てという環境の変化は、
ぼくにとっては、
感性を高めてくれるいいきっかけになった。

50年ぶりの故郷で、
どんなことが始まるのか。

思い切ったことをやっていきたい。






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Last updated  2024年10月27日 08時44分06秒
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