勝たせてください(>_<)!!+桜木町に思う
今日の観戦記を書きます。行ったのは、コチラ!!FC東京-G大阪@味スタ!!---私はバックスタンドに入れるチケット買ってたんですが、アウェイゴール裏にて観戦しました。↑縁起担いで、この数字の列でした。---で、FC東京と言えば、試合前の、「You’ll not stand alone.」。サポーターが、チームカラーの赤と青のタオルマフラーを高く掲げ、全員で歌を歌うんです。ちょうど、野球のマリサポが試合前に、「マーリーンズ、オーオオオーオー!!」(メロディーは「♪Some~ Day~,Over the rainbow~」って歌で、です)と歌うのと同じ感じです。↑ホーム側の、ゴール裏です。まあ、これは想定内。↑それが、バックスタンドの中央部でも、こうでした。凄い人気です、FC東京。とても、ガンバファン1人で行ける席ではありませんでした・・・---さて、試合についてですが、悔しいので、さらりと書きます。前半開始1分、いきなりガンバ右CKから、シジクレイのヘッドで先制。しかし先制はしたものの、前半35分位まで、流れはFC東京だった気がします。その原因として見ていて感じたことが2つありました。---1.DF、3バックの中央が怪我の宮本でなく、シジクレイだったこと。2.スタメンFWがいつもの大黒ではなく、吉原だったこと。---1.について。シジクレイには宮本と比べて、高さがあるんですが、スピードがありません。となると、裏のスペースを取られないように、ポジショニングは深くなります。そうすると、全体のDFラインが深めになるのに引っ張られて、チームの選手達の縦の距離感が遠く、間延びしてしまいます。なので、ガンバお得意のショートパスの距離が、長くなります。その分、ボールを奪われるリスクは高くなります。---2.について。吉原選手は、スピードあふれる選手で、今日もちゃんと相手DFの裏をつく動きを見せていました。しかし、「ボールの保持」ができなかったんです。もちろん、相手のDFが上手く守ったのはあります。ただ、ガンバとしては、FWがボールを貯めてくれる時間が無いと、中盤、サイドの選手が前に上がることが出来ません。また、ボールを奪われた時点から守備が始まるのがサッカーです。前線でボールを奪われた、となると、中盤の選手は守りにシフトせざるを得なくなります。あ、吉原選手だけが悪いわけではなく、アラウも、フェルナンジーニョも、高い位置でのボールの預けどころとしてはあまり機能していなかった、という印象です。---以上の2点の結果…・攻撃に出ても、中盤が絡まないから厚みが出ない。・中盤もDFも守備的に引いてしまっているので、DFライン間でのパス回しが多いそんなサッカーになってしまっていました。各個人は一生懸命ですし、球際にもしっかり行っているのですが、歯車がかみ合っていない、つまらないサッカーでした。でも前半25分?くらいに大きな決定機はありました。ガンバ(恐らく家長)が左サイドをえぐり、ドリブルで中に切り込み、マイナスのグラウンダーのラストパスを出し、(誰か分かりませんでしたが)シュート!!しかし、これはFC東京のGK土肥のファインセーブに阻まれました。---ただ、変化の兆しが見られたのが、前半35分。FC東京のFWルーカスをG大阪DF陣がオフサイドに取ります。多分西野監督が、指示を出したんでしょうね。とにかくDFラインが高いポジションを取るようになります。---そうすると、全体がコンパクトになりますので、ショートパス多用のガンバの本来のサッカーが蘇ってきます。ガンバの攻勢の時間帯が続きました、前半終了まで。(記憶違いで、土肥のファインセーブはこの時間帯かもしれません)---ただ、そんな歯車がかみ合いだしたガンバのサッカーでしたが、次に点を入れたのは、押されていたFC東京でした。馬場がミドルレンジから豪快なシュートをガンバのゴール右上隅に突き刺しました。流れをつかんでいるチームが、流れを失ったチーム相手に失点する。勝負事って難しいですよね。---後半G大阪は頭から選手を変えます。吉原→大黒、そしてMF松下→二川に交代。大黒、そしてパスの出し手である二川投入で、ガンバはより攻撃的にシフトアップしました。---先程も書きましたが、DFラインは高いままです。ということは、その裏に広大なスペースを作る、ということになってしまいます。とくにDFが3バックのガンバにとって、自陣側の左右隅のスペースは、一番の「泣き所」「弱点」となってしまいます。---サイド攻撃大好き!!の原監督率いるFC東京、当然そのスペースを突いてきます。G大阪が寄り切って点を取ろう、とショートパスを織り交ぜて、サイドから決定的なシーンを2,3作ります。それに対し、パスミスやボール逸をFC東京に拾われてからのカウンターに肝を冷やされるシーンが目立つようになります。しかし同時に、浅いDFラインを敷いているので、FC東京の攻撃をオフサイドに絡め取る、というシーンも目に付き始めました。そして、GK藤ヶ谷がよく守りました。後半20分?くらいに、ひとつ「やられた!!」と思ったシーンがありましたが、これはゴールポストに救われました。---しかし、後半25分。(これも向こう側だったので、よく見えなかったのですが)サイドからのクロスを打点の高いヘッドで叩き込まれそうになります。これはガンバGK藤ヶ谷が何とかはじき出したのですが、クリアが小さくなったところをFC東京に拾われ、混戦となったところまでは分かりました。その後、FC東京サポーターが沸いたので、ゴールを割られたことが分かりました。---FC東京は、いつも点を取ると「東京ブギウギ」を歌います。それが、悔しく響きました・・・。---で、今日の試合で私が悔しかったのは、この後取ったG大阪西野監督の采配。FWフェルナンジーニョに変えて、左サイドに守備的な入江を投入。恐らくこれは、それまで左サイドだった家長を前目にしたかったんだと思います。---ただ、この交代によって、かえってガンバは混乱してしまいました。左サイドで家長と入江がポジションがかぶるシーンが目立ちましたし、中ではパスミスが目立つようになります。前半35分までは「歯車が上手く回らなかった」ガンバ。それが上手く回るようになったのですが、この交代によって、歯車が欠けてしまった気がしました。---もちろん、入江選手をけなすわけではないです。ただ、指揮官の意図がピッチに上手く伝わっていなかったな、という感じでしたし、入江選手を使うのなら、DFラインに入れて、高さのある山口やシジクレイを最前線に用いるパワープレーで勝負する手もあったのでは?という思いがあったんです。または、FW松波投入でも良かったのでは?と思ってのです。---まあ、恐らくFC東京にはジャーン、茂庭という高さのあるDFがいるので、パワープレーは不利、と考えての起用だったんでしょう。ただ、それが奏功しない、どころか逆効果になってしまいました・・・。---先週見た横浜FCの試合のように「攻め手が無い展開」であれば、空しく、哀しくはなりますが、悔しくはなりません。ただ、今日のように、応援しているチームが、「他にも攻め手があったのに」、とか、自滅してしまった展開というのは、もの凄く悔しいです(涙)たまたまなのは分かっているんですが、なんで、首位ガンバの観戦試合で、こう勝ち試合を見れないんですか(T_T)---・・・何か、もの凄く叫びたい気分だったんですが、それは他の方の迷惑になるので、でもあまりにも悔しかったので、試合終了まで見届けてから、味スタから、最寄の京王飛田給駅まで、徒歩8分のところ、試合終了後、所要時間2.5分で走っていました。(もちろん、十分に安全を確認した上ですよ)15:00開始の試合を最後まで見たのに、16:55飛田給発の新宿行きの特急に乗ってましたから(笑)---まあ、仕方が無いです。今さら悔やんでも、勝敗の結果が変わるわけではないですからね。土曜日、初タイトルのかかる試合で、しっかり修正して臨んでほしいです。---さて、今日の日常はあともうひとつ。今朝もまた例の「ゆず」のアルバムを聴いていました。今日、心に響いたのは、親友のカラオケの十八番でもある「桜木町」という歌。桜木町って確か横浜にある地名ですよね。・・・よく考えたら、横浜って、横浜FC関連or鉄道関連以外では行ったことないわ---印象に残ったフレーズは2つ。「さよなら もう新しい明日に歩き出した」「ありがとう さあ振り返らずに行けばいい」そう、今日見た試合も、明日になれば「昨日の試合」です。振り返ることを忘れてしまえば、同じ過ちを何度も繰り返すことになりますが、でも振り返ってばかりだと、前に進めませんよね。---1つ目について。私は、何度も無茶して観戦出かけるのが主な原因で体調崩してしまって、うつ病の回復がなかなか前進してくれません。でも、確実に毎日新しい明日を迎えて来れてはいます。その結果が、今の私なんですよね。でも、明日が「来る」という感覚はあっても、明日に向けて「歩き出した」という感覚はありません・・・。---2つ目について。こうやって日記書いて、振り返ることはやっているんですが、前には進めていないなぁ、と思います。---今日のG大阪の自陣左右隅のスペースのように、私自身の行動に関して、「一番痛いところ」「泣き所」を衝かれてしまったフレーズでした。---ただ、今日のG大阪が、リスク覚悟でDFラインを上げ始めてから、チームとしての歯車が回り始めた、見ていて楽しいサッカーになったように、私自身も、ちょっとした意識の変え方でえ、もう少し前向きな考え方をするようになれば、もう少し「楽しむ」ことができるようになるのかなぁ、と思いました。---まあ、今千葉で働けている(正確に言えば、働けていた)のも、所属の大ボスに「岡山は嫌だ、千葉に移してくれ!!」と泣いて訴えて、その結果ですから。そうやって自分の要求を出して、それを叶えてもらった訳ですから。---とりあえず千葉にしっかり根をはって、もう少し前向きに考えられるように、頑張っていこうと思います。・・・なんつって、また岡山に戻されたりする可能性もありますが(>_