人生初の高校サッカー観戦@市原臨海
高校サッカー準々決勝観戦です。…ミスチルさん、師匠とご一緒してますo(^-^)o---生まれて初めて高校サッカー見てますが、やはり上手い選手は光ってますね。---太陽出てたらマシですが、やはり寒いです…風邪引かないように気をつけます。---帰宅しました。書き足します。---最寄の五井駅到着は11:15。参加者中一番近場の私が遅刻… 恥その時点では、曇っていて雨もぱらついて、どうなることかと思いましたが、スタジアムに到着したら、太陽が顔を出してくれました。…でも、結構空気・風が冷たい一日でした。でもでも、熱戦を観戦できました。---第1試合は、流通経済大柏高vs東福岡。M小宮山vsYB村田・吉村ですね 笑この試合で印象に残ったのは、光る、個人でした。柏の方で言うと、10番の選手が、本当に光っていました、倒れながらのボールキープや、コートを広い視野で見渡したようなサイドチェンジ…ボールに対する良い意味での執着心も強く、プロ向きかな?と。清水エスパルス内定も、納得の内容。東福岡の方で気になったのは、背番号4,5番?のCBコンビ、背が高いこともあり、空中戦はほぼ競り勝っていました。ゴール前に立ちはだかって、柏が正面からやサイドからの、単純なハイボール放り込みは、功を奏さず。その代わり、柏はDF裏やサイドのスペースに足元パス攻撃で崩しにかかり、惜しいシーンが連発でした。---ただ、少し残念だったのは、両チームともに、後半の終了間際には運動量が大きく落ちてしまったり、また足が攣る選手が出るくらい一生懸命頑張って、力を出し切った戦いをしてくれたのですが、「こういうサッカーがしたい」という攻撃の形が少し見えてこなかったことでした。例えば、サイドから崩しにかかるのか、裏を衝きに行くのか、そういう徹底した攻撃が、見えなかったな、と。まぁトーナメント、負ければ敗退という展開でしたから、失点を恐れてしまって、ゴール前を固めてしまったのもあるのでしょうが。でも、両チームとも足元の技術は柔らかくて。今の若い子は、本当にサッカーが上手ですね。---試合は前後半40分ずつの80分では決着つかず、PK戦に。先攻の流通経済大柏が1,2,3人目が連続成功。後攻の東福岡は1,3人目は成功(↑写真は1人目)しかし2人目の選手が失敗。4人目は柏が止められるも東福岡もGKに止められます。キッカーが止められるたびに、GKが失敗したキッカーをハグしてフォローしに行ってました、きっと「俺が止めるから」と言っていたのでしょう。しかし5人目の柏の選手はゴールを決め、勝負あり。PK戦4-2で柏が勝ちあがりです。喜ぶ柏イレブン、健闘及ばず惜しくも敗れた、東福岡イレブン。そんな両チームに、会場全体から大きな拍手が送られました!!---そして今日初めて知ったのですが、高校野球って、試合が終わったら、自高の応援団のところにいって挨拶しますけれど、高校サッカーって、まずは相手側の応援団に挨拶に行くんですね!!応援団も破った相手、勝った相手に対してお互いがエール交換をして。知らなかったので、最初ビックリしましたが、こういうお互いを称える姿勢は、ずっと続いて欲しいな、と思いました。---第2試合は、藤枝東vs都立三鷹。---都立高校の快進撃、そして会場の千葉は関東で近場でもあり、三鷹の応援団の人数、応援の声量も大きかったです。そして会場のあちこちで見られた光景なのですが、OB・OGの方たちのプチ同窓会のようなシーンが多くて。…本当に羨ましい限りです、私の出身校等では絶対に無いので。野球部無いし、サッカー部は…まぁありましたが。まぁ、万が一、億が一、兆が一出場したとても、絶対に行かないですが 笑---ただ、試合の方は開始3~5分見たら確信したのですが、明らかに藤枝東の方が、力は上でした。体格差もさることながら、足元の技術、一つ一つのプレーの正確さを見ると、藤枝東が断然勝っていて、前半は、当然のことながら三鷹の方は終始ボールを保持されて守る、苦しい展開に。あ、でもこれは三鷹をけなしている訳ではないです。逆です、試合終盤には自然と、三鷹高校の方を応援していました、自然と手拍子も合わせて…というように、応援したくなるような、好感の持てるチームでした。理由を以下に書いていきます。---まず、好感が持てたのは、この試合は、第1試合に比べて、両チームの攻撃の意図する形がはっきりと伝わってきたこと。具体的に書けば、・藤枝東は、サイド攻撃で相手を揺さぶる・三鷹は、早いタイミングでの縦パスで、相手DFの裏を衝くというものでした。そして、この選択も妥当だと思います。格上の藤枝東としたら、格下チームにされて一番厄介なのは、相手にゴール前を固められることです。だから、それを崩さないといけない。引いた相手を崩すには、サイドからの揺さぶり、これは基本中の基本です。中央からパス交換で崩しにかかると、もし途中での不用意なミスでボールを失ったとき、これは致命的なピンチを招きかねません。一方、三鷹は、相手に比べれば格下で、体格も小さく、足元の技術にも劣る。つまり、ボールを繋ごうとすればするほど、相手よりもミスの確率が高い。ミスをすれば、こちらも致命的なピンチに繋がる。だから、できるだけボールに手数を加えずにゴールへと結び付けたい、となると中盤を通り越して、相手の裏や、前線のターゲットにドンドンボールを放り込んでしまうのが、最も効果的。お互いのチームが、この意識をチーム内で共有・徹底していてくれたおかげで、パスのズレ等のもったいないミスは当然見られましたが、でも歯がゆさのようなものは感じられませんでした。---そして、三鷹に好感が持てた理由の2つ目は、疲れてしまった後半の終盤は少し出来ていませんでしたが、前線でのボール保持者に対し、味方がサボらずに、近くにフォローに走る、ということが徹底できていたことです。試合展開上、どうしても自陣に張り付けられるシーンが多かったです、でも、どうせまたボール奪われるから、その時のリスク考えて攻め上がらない、とサボる選手がいたら、攻撃が形にならず、守備の時間帯が長引くだけです。でも、三鷹はちゃんとフォローに走っていました。やはり、こういう姿を見ると、気持ちがいいです。---3つ目は、粘り強いディフェンスです。これも同じでサボっていなかった。危ないシーンは多々ありました、それは当然です。相手の方が力は上ですから。多分前半10分~25分位の時間帯は、藤枝東のシュートはあっても三鷹は一本もシュート打てなかったんじゃないかな?でも、そんな一方的になりながらも、前半の失点が1点で済んだ、その1点も、一瞬相手のサイドの選手が中に切り込んできたのに対し、寄せが甘くなったところでPA外三鷹の左サイドから、ファインゴールを叩き込まれた、という形で済んだのはサボらない、惜しみない運動量があったからだったと思います。---試合の方は、後半、少し展開が変わります。前半に比べると、逆に三鷹がボールを持てるシーンが多くなりました。後半立ち上がりは藤枝東ペースだったのですが、その後、5分過ぎくらいからでしょうかね。ただ、これは恐らく(推測ですが)ハーフタイムに、藤枝東が、監督の指示かなんかで、「相手にある程度ボールを持たせろ」と戦術を変えたからでは?と思います。いや、よく言われるのが、「カウンター攻撃が得意なチームが相手なら、相手にボールを持たせて、逆にカウンター攻撃を仕掛けるのが効果的」ということです。というのも、カウンターが得意なチームは、上にも書きましたが、ボール保持、手数をかけて…が苦手なケースが多いですから。それよりも、相手に低い位置でミスしてもらえれば、得点の可能性は高まりますし。---後半の20分過ぎだったでしょうかね?直前にも、中盤で三鷹が良い感じでパスをまわせていたのですが、ボールを奪われ、攻め込まれて三鷹の右CKに逃れたのですが、このCKをニアで合わされ叩き込まれてしまい、勝負あり。---この後も、三鷹は攻めます、そして藤枝東も少し若さが見られ、DFがバタバタした?ような印象がありましたが、要所を抑え、そのまま藤枝東が2-0で勝利。でも、都立三鷹が健闘し、それを藤枝東が寄り切った、ナイスゲームでした!!---ということで、この後、五井駅まではバスが激込みやったので30分歩いたのですが、そこからの内房線、さらに激込み過ぎ!!!(-″-)/…疲れた…まぁ、ダブルヘッダー観戦でしたし、寒空でしたしね…---まぁ、でも無事帰宅しました。最後に。本日観戦ご一緒しました、ミスチルファン1974さん神戸太郎師匠ありがとうございました…次は…3/20の西武ドームで!!