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カテゴリ:古本じまん
冷雨風の靖国通りを、卒業式帰りのがきどもをかきわけて、「上海朝市」でたんたんめん(手打ち麺)を酢(後半から投入)入りですすり、またもや風の吹く中を傘ささずに戻る途中。
特価箱から「まどさんのうた」阪田寛夫著/童話屋刊 が目に入る。 まどさん、「まどみちお」さん。ものごころつく頃から日本国のこどもたちは彼の手によるうたを少なくともひとつ、それ以上なら「いっぱい」、どこかで知り歌う機会を持つはずだ。 そういう彼の作品について、「サッちゃん」をものされた阪田さんが語る本。 すごいっす、深さが。 何か大切なことを言うために、活字がいっぱいなくたっていいんだなぁ! そう確信したくなる文章が少しずつたくさん載っている。 ぞうさんの作品も、それについて語るサッちゃんのことばも恐ろしいようなバランス。 なんかねー、「あーまだ開けてない引き出しがこんなにある!」と読み途中の頭がさけび、 どうしてよいかわからん脳が涙腺に何か命令してしまうのよね。 アレルギーじゃないのに、鼻まででそう。 この本読みたさにお茶をのむ場所を探す、それって今のわたしにとっちゃ摂理で道理。 阪田さんへのオマージュでもあり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 23, 2005 09:18:14 PM
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