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カテゴリ:古本じまん
所用で三日間、札幌へ。
もちろん古本屋とジャズ茶屋めぐりは欠かさずに! ジャズ茶屋はBossaっていう、老舗らしいところ。 いきなりでかいスピーカーでミンガスのライヴ盤かかってる。 そこに本人達が今いて音出してるような、 錯覚に持ち込んでくれるような場所。 良い店好きな店に決定。 最近はただカフェイン補給のためにコーヒー屋に入ることが多い。 こういう「今いる時間と場所」から一瞬ジャンプできる店、少なくなったなと思う。 確かに、ジャンプするにはこちらもそれなりにLoading...に時間要するけどね。 特に都内、こういうジャンプできる場所が減っているかも。 札幌の水はくせのないまっすぐな(なんも味しないというか)お味。 古本屋の話だったっけ。 狸小路の大学堂書店は正しいふるほんや。 通路をふさぐ(多分未整理の)在庫の山。 高校野球のラジオ中継と店主のうたたね。 それでも「駒大苫小牧、どうでした」ときいたら あっさりと「5-0で勝ちだよ」と。 試合終わるまで見守ってたのかも。 (で、うたたねに入ったのか?) 「北海道の古本屋」ガイドブックを所望したら「さっぽろの古本屋」がついてきた。 ちょいと歩いて「石川書店」へ。 店頭均一棚から「真夜中の旅人たち」を発見。100円。 いや、初めて見たんだけどこれ。 知る人ぞ知る?NHK-FMの番組・クロスオーバーイレブンの ナレーション傑作集第二弾(と書いてある)。 1980年代始め頃の作品が中心みたい。 すごーく昔に、ラジオで聞いた覚えのある話も入ってる。 活字で目から頭に入れて読んでるはずなのに、 これ読んでるとナレーター・津嘉山正種氏の声と間合いが 頭の中で再生されるのがわかる。 これは、ちょっと面白い「読書」ですよ。 音で聞いた文章が、目から読んでも頭の中で 特定の「(音)声」 になる経験、そんなにないもんね。 もちろん、耳の記憶あってのことなんだけども。 この手の「音声の記憶」の持ち主は、 きっとたくさんいるんだろうな。 頭の中での再生してみたい人は、ぜひとも探求書にしてみて。 (復刊.comなんかに出ないのかなぁ) ちなみにpart1「真夜中の漂泊者」も、あるらしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 14, 2005 08:47:28 PM
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