お米の粒のように見えますか？
見えたなら成功してるねんけれど、、、。
「おめで糖」という和菓子です。
関西人には泉州名物の村雨というほうが分かりやすいですね。


村雨、下のが、有名です。おいしいよ～～～。


これ、実は白あんです。しろ餡を網に掛けてご飯粒のように仕立てるの。
このときのあんこが、硬すぎても、柔らかすぎてもあきません。

８パーセントの餅粉をよく混ぜて、そっと混ぜて、上に大納言散らせて、２０分蒸すの。
簡単に作れて、冷凍も出来る和菓子です。

名古屋では、腹帯を巻くときに、「おめで糖」をご近所や親戚に配るとか。
お正月のお菓子にも、入学式にも、おめでたいときに、覚えて作ると喜ばれるお菓子やと思います。


しろ餡と、大納言の上品な甘さが、おいしい和菓子です。
もち米を水に溶かすわけでもないのに、しっとりと出来あがります。お粉の神秘、和菓子って奥が深いわぁ。



私の先生はこの本。丁寧で見やすい本ですよ。
一つ一つ、出来るものが増える喜びを、あなたも味わってください。