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カテゴリ:関西にはうまいもんがいっぱいあるんやで
一柳斉玄庵のすだちそばを、今日もお友達と食べてきましたァ。るん♪
ここのそばは、わたしが40年以上生きてきた中で一番のお気に入り。 ですが、我が家からはちと遠いの。駐車場がない。閑静な住宅地の中にポツリとあるの。 道が狭い。 知る人ぞ知る落ち着いた大人のお店です。 御店主さまは、上記のような理由から店の場所などは決して明かさないで欲しいといわれてるお店です。 今日は親友のみっちゃんを、お誘いしたの。 「もうこれで、この世とさようならって言う間際、最後に食べるなら、ここのそばと決めてるねん。明日、地球が滅びるって言われた日には、ここに駆けつけると思うほど、ここのん、好きやねん。」 「うん、分かるう!おいしいね!」 親友は、やっぱ分かってくれるね。 わたしが依然、息子に、主人に同じせりふを言ったとき、主人はどういった思いますう? 「毎日食べさしてやるから、とっととあの世に行ってくれ。お前は俺よりうんと長生きやから。心配せんでよろしい。」 長男は 「このそばばっかり続けて食べてたら、そのうち、おかあちゃんはいうんやで。ァ、やっぱ、鱧も食べたいわァ。鱧とマツタケのハーモニー♪とか何とか言い出して、土瓶蒸し食べたいとかいうんやで。」 次男まで参加し、 「いやおかあちゃんは、但馬屋の肉も食べてから死にたい、いいよるで。」 「京都の二条城の横の鳥なべ。あれも食べるいうで。」 「和歌山の市駅のすし屋、あそこも行ってから死ぬ言い出すで。」 男3人で、いいたい放題いうてくれて。 と、わたしの話に、みっちゃんは笑い転げる。 「うん、いざというときは、わたしがお店の人に話して、何とかお持ち帰りさせてもらってお仏壇に供えたるるから。」 あんたまであほなこと言わんといて。 お供えしてもらってもうれしない。生きてる間に食べな。 「ほんま、生きてる間に食べようね。お互い70過ぎても、おいしいもん見つけては食べようね。」 で、また二人で笑い転げ。 ここ、夜もええねんで。 蕎麦湯がまたとろりとして最高やねん。子供が大きくなったら、手が離れたら、さしつさされつ、ちびちび、やろうなあ、、、。 「はあ~~早く大きくならんかね!」 その前に受験終わらんかね。 先は長いねえ。 な、こと言い合いながら、昼は過ぎてゆくのでありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.09 16:26:54
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