猫をはじめ、ペットからうつることが多いとされるジフテリアに似た症状が出る感染症に、厚労省健康局が都道府県に注意を呼びかけている。詳しい感染経路は分かっておらず、重症になると死に至る恐れもある。その菌の名は「コリネバクテリウム・ウルセランス菌」。ヒトからヒトへの感染は現在のところ確認されていないが、この菌を保菌している動物からヒトが感染し、発症することがあるという。海外ではペットとの接触の他、牛など畜産動物との接触や、殺菌されていない生乳、乳製品の摂取による感染報告もあるという。英国では死者も出ており、日本での報告数が少ないのは、症状がジフテリアに似ており、かつ、届出義務のある感染症でないため、ウルセランス菌として報告されていない症例も多いようだ。同省健康局・結核感染症課の担当者は、現時点での予防策として、ペットを衛生的に保ち、もし風邪のような症状や皮ふ炎、粘膜の潰瘍がある場合は早めに獣医の診察を受けることも重要だという。只、外見上無症状で保菌している場合もあるそうだ。そのため、粘膜や体液、排せつ物などに触れたままにしたり、動物と過剰接触しすぎたりしないこと、接触後は必ず手洗いを行うことだとアドバイスしている。(8/24 J-CASTニュースより)
動物からうつるものは古くはエイズ、最近の猛牛病、鳥インフル、豚インフルなど、何れも死者も出ている。動物は未知のどんな菌や病気を持っているか分からないから、接触には要注意だよね。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.08.25 19:32:22
コメント(0)
|
コメントを書く
もっと見る