Nature Newsによると、キレイなブタよりも、汚いブタのほうが免疫力を高める有用なバクテリアを多く持っているという調査結果が明らかになったそうだ。 研究では、54匹のブタを屋外と屋内に分け、それぞれに抗生物質入りの餌を食べさせて育てたそうだ。その結果、屋外で育てられたブタについては腸内のバクテリアの9割が健康に役立つ良性のものだったのに対し、屋内で育てられたブタについては、腸内バクテリアの7割以下しか良性のものがいなかったという。動物の体内には多くの有用な微生物が生息しており、それらは動物の健康を守るのにも役立っているが、この結果から、幼少時の環境が腸内の有用な微生物の数や、粘膜の免疫機構に大きく影響をもたらしていると考えられるとのこと。ブタについても、「無菌状態」は将来の健康には良くないといえるようである。現在無菌、抗菌雑貨が多々あるが、それが過ぎると過保護になり人の免疫力にも悪影響を与える可能性もあるだろうね。
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Last updated
2009.12.02 20:55:36
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