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カテゴリ:健康問題
記憶障害を引き起こす病気(認知症)の中で約半数を占め、100万人近い罹患者がいるとされるアルツハイマー病。そのうち20人に1人が65歳未満の働き盛り、早ければ40代からでも発症する若年性だ。アルツハイマー病が怖いのは15-20年かけて進行する一方で治らないこと。記憶障害が起こるのは、脳の表面にシミのような老人斑(アミロイド)と呼ばれる物質がたくさん沈着して神経細胞を徐々に死滅させていく。どうして脳にアミロイドが貯まるのかの原因は不明。治療は現在のところ決定的な特効薬はなく、塩酸ドネペジルという薬の服用を続け進行のスピードを遅らせることしか打つ手はない。特に若年性は高齢者の発症と比べて進行が速く、1年も放置するとかなり症状の悪化が進む。若い人ほど早い段階での治療開始が重要になってくる。
「若年性アルツハイマー病」チェックリスト ・約束(アポ)を忘れる ・人の名前が思い出せない ・漢字が思い出せない ・言おうとする言葉が出てこない ・計算ミスが目立ってきた ・テレビのリモコンや携帯電話の操作が分からなくなった ・仕事の効率が悪くなった ・意欲やヤル気が続かない もの忘れの頻発に気づいたら要注意である。若年ほど悪化が早いという。もの忘れがひどくなったら、躊躇せず「もの忘れ専門外来」を受診したほうがいいとのこと。(4/12 夕刊 フジより) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.12 22:52:07
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