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カテゴリ:健康問題
国立感染症研究所のまとめで、犬や猫の口の中にいる細菌に、02年以降国内で14人が感染、発症し、内6人が死亡していることが分かった。病名は「カプノサイトファーガ感染症」と呼ばれるが、実態がよく分かっていない。見逃されている患者も多いとみられ、厚生労働省は24日、関係機関に文書で注意を促す。人が犬や猫にかまれたり、ひっかかれたり、傷口をなめられたりすると極めてまれに感染、発熱や腹痛、吐き気などの症状が出る。発症すると血圧が急に下がり、血中で菌が増え、敗血症で亡くなることがある。高齢で免疫機能が低下した人、ステロイド剤で膠原病や腎炎などの治療をしている人などは注意が必要だ。抗生剤で治療できるが欧米を中心に世界で約250人の患者が報告されている。自治体に引き取られた犬325匹の74%、猫115匹の57%から見つかった。只、感染力はかなり弱く、犬と猫をさわった後はよく手を洗い、口移しでえさを与えるなどしなければ、まず感染の心配はないが、かまれるなどして、発熱した場合、医師に相談することも必要だ。(5/24 asahi.comより)
可愛いからと過度のペットとの接触には注意したいものである。過去にも書いたが、海外輸入の爬虫類などのペットからうつるサルモネラ感染症も恐いので飼ってる人は注意すべきだろう。 過去の関連記事:サルモネラ菌、ペットからうつる病気 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.24 23:05:21
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