最高気温が35度以上の「猛暑日」となったのは、全国の観測地点921のうち梅雨明けの17日には2地点だったが次第に増加、21~24日は100地点を超え、25日も96地点だった。22日には、岐阜県多治見市で今夏最高の39.4度を記録。高温による人的被害は拡大しており、読売新聞の集計で、17~25日夕までに、熱中症とみられる症状で死亡したのは81人。室内にいたケースが半数以上を占めており、また、大多数が65歳以上の高齢者だった。特に、埼玉県では半数近い38人が亡くなっており、屋内での死者も29人にのぼった。大半が高齢者だが、熊谷市の女性(22)や川口市の男性(27)ら20歳代の例も出ている。同県警によると、部屋の窓を閉め切ってエアコンを使っていなかった場合が多い。その理由として、日本気象協会は、内陸部であることを挙げる。海沿いであれば、海からの風である程度気温が抑えられるが、内陸部では下がりにくい。同県内では数日前から湿度が高く、蒸し暑いことも一因ではないかという。屋内での死亡が多い理由について「今の住宅は密閉性が高く風通しが悪い。窓を閉め切って冷房を使わなければ、室内は外気温並みになるが、屋内では屋外より注意を怠る傾向にある」と指摘している。熱中症では、水分をこまめに取り、日差しを避けるなど十分な対策が必要だ。体温調節がうまくできない幼い子どもや高齢者のほか、高血圧や糖尿病などの持病がある人は重症化しやすい。若い人や働き盛りの人は、スポーツや屋外作業で水分の補給が少ないため倒れる場合が多い。日本体育協会は、気温が35度以上になったら原則として運動しないよう勧めている。(7/26 YOMIURI ONLINEより)
毎日暑いので、十分な対策をしたいものだ。又、室内でも要注意である。
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Last updated
2010.07.26 17:55:49
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