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カテゴリ:健康問題
熱中症対策などで、水分補給が重要な時期に注意すべきは「水中毒」だという。水の大量摂取により起こる中毒症状で、マラソン大会や水飲み大会などで死亡事故例が報告されている。大量の発汗などで水分と同時にNaが多く排出された状態でそこに水だけが補給されれば、Naの濃度が薄い状態「低Na血症」になる。Naは神経刺激や筋肉の収縮に必要なため、濃度の低下が進むと内臓、筋肉の働きに異常が起こる。又、細胞の水分バランスを保つのにもNaは必要なため欠乏すれば細胞が水ぶくれを起こし、脳細胞までがむくんだ状態になってしまう。当然、筋肉や脳の働きに異常がおこるから生命活動が危うくなる訳で、最悪の場合死に至る。これが水が体にとって毒になった結果であり、予防には水分と同時にNaの摂取が必要な理由なのだ。だが水中毒を恐れるあまり水分を控えて、脱水症状を起こすなんて本末転倒。腎臓を健康に保つためにも、短期間に・大量の・水だけを摂取、という水中毒まっしぐらの飲み方は避け、常識的に少量ずつ飲み、大量の発汗後に、塩や梅干しなど塩分を多く含む食品で意識的にNaの摂取を心がけよう。(R25より)
なるほどね水分補給と塩分補給だね、スポーツドリンクも糖分がかなり含まれるため、水で薄めた後、塩分を足した方がいいのだとか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.09.03 15:32:02
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