|
カテゴリ:健康問題
ダニに潜む「死のウイルス」の脅威が広がっている。「噛まれて感染すれば致死率10~30%」というSFTSウイルスによる感染症で、ウイルスを媒介するフタトゲチマダニは日本全国に分布し、感染症に対する有効なワクチンや治療法が現在のところない。
厚生労働省などによると、昨年秋に死亡した山口県の成人女性、昨年秋に亡くなった愛媛県と宮崎県の成人男性も死因がSFTSだったことが判明。成人女性は発熱や嘔吐、血小板の減少などで発症後約1週間で死亡。成人男性2人は発熱や下痢などの症状を訴えて入院し、10日から16日後に亡くなったという。 SFTSとは、重症熱性血小板減少症候群と呼ばれる新種の感染症で、2011年に中国で初めて確認された。厚労省関係者は「アフリカや東欧、中近東、アジアにまで患者が広がる『クリミア・コンゴ出血熱』と同種の感染症で、初期は発熱やせき、おう吐や下痢などかぜのような症状が現れる。重症化すると血小板の減少の影響で出血が止まらなくなる」と説明する。「いまのところ日本国内での死者は3人だが、調査が進めば、もっと多くの感染例が出てくる可能性がある」と先の厚労省関係者は説明する。 病原体の媒介能力を研究する福井大学の矢野泰弘助教(医動物学)によると、ウイルスを媒介するとされるフタトゲチマダニは日本全国に分布。成虫の大きさは3~4ミリだが、血を吸うと1センチ規模になる。人里離れた山奥ではなく、野山や河川敷などに生息し、散歩中の犬に取り付いて自宅に持って帰ってしまうことも考えられるというから怖い。尚、一般的なイエダニ(0.5~1ミリ)は、このウイルスを媒介しないとされる。(2/15 ZAKZAKより抜粋) このダニ、ごく身近にいるという。又、噛まれたら自分で処置しないで医者に行って取ってもらうことだ。動画があったので載せておきます。 http://www.youtube.com/watch?v=XmAwaVq1LbU お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.02.15 22:15:31
コメント(0) | コメントを書く |