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カテゴリ:健康問題
もともとヨーグルトの整腸作用は広く知られていましたが、近頃はさらに、免疫効果を高めるなどの特定の栄養効果をうたった「機能性ヨーグルト」が乳製品メーカー各社から発売され、人気を集めています。「インフルエンザ患者が急増」といったニュースが流れた頃から感染予防のために買い求める人が増えており、現在も品薄状態が続く商品も。
総務省の家計調査によれば2012年の1世帯当たりのヨーグルト支出は8653円。なんと前年比119%の伸びを見せました。なお、信頼を高めるカギとなっているのが、「トクホ(特定保健用食品)」。パッケージを見てみると、機能性ヨーグルトには、トクホのマークが付いたものが多いはず。これは消費者庁が認めた特定の保健の目的が期待できる食品という証です。 インフルエンザの予防効果の高さを実証し、ヒットのきっかけとなったのが、「1073R-1乳酸菌」です。この乳酸菌は免疫活性化作用がある多糖体を生み、ウイルスに感染した悪い細胞を攻撃するNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化させる働きがあります。「プラズマ乳酸菌」「ガセリ菌SP株」も同様の効果が期待され、後者には抗炎症作用や内脂・皮下脂肪の低下効果もあります。このように複数の効果を含む菌も多数存在します。 TEPOREでは、このほかの主な菌や栄養素の名前と効果を調べてみました。 ・クレモリス菌FC:長寿の国グルジアで食される「カスピ海ヨーグルト」に 含まれる。免疫調整効果、肌荒れ改善効果など ・ラクトフェリン(タンパク質):消化管細胞へのウイルス感染を抑制 ・乳酸菌シロタ株:腸内でビフィズス菌を増やし、ぼうこうがんのリスクを減らす ・LG21乳酸菌:ピロリ菌を減少させ、胃粘膜炎症を改善させる ・LKM512ビフィズス菌:腸内環境の改善とアトピーのかゆみ抑制 ・SBL88乳酸菌:睡眠障害の改善 ・BE80ビフィズス菌・LB81乳酸菌:便秘の改善や美肌効果・フェカリス乳酸菌:花粉症の症状改善 ひと口に「機能性ヨーグルト」といっても、上で触れたように含まれている成分や効果はさまざま。また、人によって腸内環境も違います。次は、いよいよ自分に合ったヨーグルト選びです。 自分に合ったヨーグルト選びをするには、まずプレーンタイプのヨーグルト1日約200グラムを1週間ほど食べて腸管をいったん正常な状態にリセットしたあと、気になる機能性ヨーグルトを1種類食べ続ける(こちらも1日約200グラムを1週間~10日ほど)といいでしょう。食べ続けているうちに何となく体の調子がよい気がする、と実感すれば、その時のあなたの状態に合ったヨーグルトと言えるでしょう。なお、食べるタイミングは食後がよく、飲むタイプと固形タイプでの効果の差はありません。 健康に良いとはいえ、食べ続けていると飽きてしまう場合もあるでしょう。そんな方のために、ヨーグルトのアレンジを考えてみたらいいでしょう。(5/21 テポーレトクトク便りより抜粋) 私もヨーグルトは良く買うのですが、各菌により様々な効果があるんですね。どのヨーグルトが自分に合っているのか是非確認して買いたいものです。メモ代わりに要点をコピペしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.05.22 16:49:53
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