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カテゴリ:行事、風物詩
いつか書こうと思っていたのですが、日本には何月何日という暦と共に、「二十四節気」という暦があります。
四季に恵まれたこの国では、約15日おきに分けた季節「二十四節気」により、自然の再生循環と季節の移ろいを身体全体で感じ、 自然との共生をしてきたのです。 二十四節気は、1太陽年を日数或いは太陽の黄道上の視位置によって24等分し、その分割点を含む日に季節を表す名称を付したものです。 二十四節気は、約2600年前の中国の黄河地方の気候に基づき作られた暦で毎年同じ時期に同じ節気が来ることや節気の感覚が約15日で一定しており、半月ごとの季節変化に対応出来ることなどから、農業の目安としては非常に便利であり、日本にも江戸時代の頃から採用されました。 元々二十四節気は、中国の気候を元に名づけられたもので、日本の気候とは合わない名称や時期もあるため、それを補足するために二十四節気のほかに節分、土用、八十八夜、入梅、半夏生、二百十日などの「雑節」と呼ばれる季節の区分けを取り入れました。 10月の二十四節気 寒露:陰暦9月の節。陽暦の10月8日。季節的には秋の長雨が終わり、本格的な秋が始まるころ。露は結び始めのころは涼しく感じられるが、この季節には寒々として冷たく感じられる。 霜降:陰暦9月の中で、陽暦で10月23日。寒露に続いて、霜が降りるころ、という意味で、 東北地方や本州中部では霜を置くようになり、紅葉が盛りとなる。 又、普段から馴染みのある五節供は次の五つです。 人日(じんじつ) 旧暦正月七日 (七草粥) 上巳(じょうし) 旧暦三月三日 (桃の節句・雛祭り・女の子の祝い) 端午(たんご) 旧暦五月五日 (端午の節句・鯉のぼり・男の子の祝い) 七夕(しちせき) 旧暦七月七日 (星祭・七夕祭り(たなばたまつり)) 重陽(ちょうよう) 旧暦九月九日 (菊の節句) 二十四節気の全てはここで見れます:二十四節気 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.09.30 20:53:17
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