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テーマ:本日の1冊(3697)
カテゴリ:新書
評価:★★★★★
勝谷誠彦さんもとっても好きな方の一人です。あの歯に衣着せぬ物言い。テレビで拝見していて溜飲が下がりますね(笑) この本は勝谷さん好きというのを差し引いたとしてもおもしろいです。掛け値なしにいい。 平易な語り口だが、内容は深い。鋭く深層に切り込んでいて、さすが勝谷さんです。明敏犀利で慧眼鋭く、正鵠を射た主張。言うことなし(笑) 時には辛辣な口調だったりしますが、そこがまた妙味と言いましょうか。思わず「よくぞ言ってくれた!!」と拍手喝采です(笑)平生溜まりに溜まった鬱憤が霧消し溜飲が下がります。 この本を読むといかにこの国が欺瞞に満ちているかがわかります。やはり騙されないためにも私たち国民自身が賢くなる必要がありますね。 ここでは様々な『偽装』について言及されてます。その中でも私が興味深く思ったのは、『メディアの偽装』ですね。ここを読んで、私たちが真実を知るためにはテレビや新聞から得る情報だけでは不十分だと痛感しました。だってメディア自体にも偽装や利権があるんですもん。やはり活字は大切ですね。(もちろん活字にも限界はあるでしょうけど) 他にも竹島問題や、ミサイル問題、同和利権等、メディアからでは知ることのできない事件の深層を忌憚なく語ってくれてます。 一読、二読の価値ありっ!! === 116冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月26日 16時16分07秒
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