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テーマ:本日の1冊(3697)
カテゴリ:日本文学・古典 etc
“源氏物語(一)” 評価:★★★☆☆
源氏物語第一巻。 谷崎潤一郎訳のものを読もうと思って、二巻までは買ってあったのですが、円地さん訳のものを発見し思わず買ってしまいましたーー♪ちなみに、全六巻で既刊が二巻です。 日本人なら源氏物語やろーーー!!(笑)ってなわけで、きちんと腰を据えて読んでみたいと思っていました。 千年ほど前に書かれたものとは思えませんね。だって、恋愛中の男女の気持ちは現代と何らかわらないんですもんっ。人間は進歩するけど、男女は進歩しないといったところでしょうか? あっと驚かされるような表現や描写も多くあります。訳もすごくきれいな日本語で読んでいて心が癒されます(*´▽`*) 日本が誇る古典ということで、すばらしいはすばらしい。ただ、やっぱり恋愛なんだなーー。最初はおもしろおかしく読んでいましたが、途中から、光源氏のあっちゃこっちゃ目移りしまくる尻軽ぶりに辟易(笑) 彼女が真剣に好きだと言った口で今度は違う女への愛を語る。お前は中学生か!!と思わず突っ込んでみたり(笑) なにはともあれ、日本が誇る古典です。読んでその時代風景を感じる、美しい日本語の訳に触れる。それだけでも十分に価値がある本だと思います。 === 97冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月18日 14時50分58秒
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