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カテゴリ:は行 男性
“ツィス” 評価:★★★☆☆
広瀬正小説全集。第二巻。 --- 梗概 ------------- 東京近郊の海辺の町で密かにささやかれはじめた奇妙な噂。謎のツィス音=二点嬰ハ音が絶え間なく、至るところで聴こえるというのだ。はじめは耳鳴りと思われたこの不快な音はやがて強さを増し、遂に首都圏に波及して、前代未聞の大公害事件に発展していく。耳障りな音が次第に破壊していく平穏な日常。その時、人びとが選んだ道は?そして「ツィス」の正体は?息もつかせぬパニック小説の傑作。 (「BOOK」データベースより) ---------------------- 今作もよかった(*´▽`*) すっかりSF嫌いが解消されました(^▽^)V 突如聞こえ始めた“ツィス”音。それは徐々に街に広がり始め、人々は耳栓なしでは歩けない状態にまで陥る。そして、都会の人達は地方へ疎開することに・・・。 いや~おもしろい。都会のものすごい数の人々が原因不明の音に翻弄され、疎開する。 スケールがでかいです。読む手が止められないほど引き込まれます(*´▽`*) ただ、オチはちょっと肩透かしな感じがないでもない・・・(;^ω^A しかし、いいですね、広瀬さん。全集早く集めたいです(*^m^*) === 136冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月15日 15時30分00秒
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