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テーマ:本日の1冊(3697)
カテゴリ:詩・歌
“啄木歌集” 評価:★★★★☆
真夜中に ふと目がさめて わけもなく 泣きたくなりて 蒲団をかぶれる これ、初めて読みました。すごくいい歌ですね。私もこういう経験あります(´_`。)
友がみな われよりえらく 見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻としたしむ 啄木の歌集を買おうと思ったきっかけはこの歌に出会ったからです(≧ω≦)
一度でも 我に頭を 下げさせし 人みな死ねと いのりてしこと 思わず笑ってしまいます(*´σー`)あははーーっていう快活な笑いじゃなくてなんとも苦渋に満ちた笑いが出ますね。 認められない悔しさとか、頑張っても頑張ってもダメな悔しさ。どうしてダメなのか?いつになったら認められるのか?現実と理想の懸隔に苦しむことってあると思います。 そういう日々が続き、先が見えないときにこの歌のような気持になってしまう気がします。 あまりにも率直すぎて笑ってしまいますが( ̄ω ̄;)
他にもたくさんたくさん胸に響く歌がありました。全体的に陰ですが(笑) === 11冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月02日 22時07分50秒
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