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テーマ:本日の1冊(3696)
カテゴリ:は行 男性
評価:★★★☆☆
ミステリー短編集。全8話。
俺たちはただ自分の気持ちを楽にするために、罰則ごっこをしていただけなんだ。 (P321より)
めずらしく短編です。 どの話も東野圭吾っぽくないなぁ・・・。全部テイストが違って、楽しめるのは楽しめる。 ただ、東野圭吾というだけで、私はかなり期待してしまうだけに、今回は肩透かしをくらった。 なんでも、この短編集は書きおろしってわけではなく、わけあって今日まで日の目を見なかった作品を集めて改稿し、出版にいたった一冊だそうで。 ある意味東野圭吾の長年の歴史が詰まってるとも言える。 バブル時代に書いた作品が初っ端に収録されていることを鑑みれば、かれこれ20年近く前の東野作品も読めるってことなんだよなぁ。 だから逆にいうと、今日の東野圭吾ファンには物足りなさを感じたり・・・(笑) 今まで収録されなかったってことは、いい意味でも悪い意味でも「わけあり」なんだから、評価もすぱっと分かれるのかも。 私には物足りない。こういう作品だからお蔵入りしてたのかなーーなんて失礼なことまで思いました(´・ω・) でも、名作『秘密』の原型となった短編も収められてたのは嬉しかった★もともとはあんなお話だったのねっ!!っていう感動がありました♪ === 2冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月16日 08時49分17秒
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