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テーマ:本日の1冊(3697)
カテゴリ:は行 男性
評価:★★★★☆
ミステリー長編。 --- 梗概 ------------- 多摩川土手に放置された車両から、血塗れの左手首が発見された!近くの工務店のガレージが血の海になっており、手首は工務店の主人のものと判明。死体なき殺人事件として捜査が開始された。遺体はどこに?なぜ手首だけが残されていたのか?姫川玲子ら捜査一課の刑事たちが捜査を進める中、驚くべき事実が次々と浮かび上がる─。シリーズ第二弾。(「BOOK」データベースより) ----------------------- 夏の暑さに笑い、冬の寒さに笑った。自分が新たな日々を生きることに後ろめたさがなかったといったら嘘になる。だが人は、罰だけでは生きられない。赦されぬ罪だけで前に進むのは、もう限界にきていた。 (P187より)
いひひ(*´σー`)今回は中盤でもう犯人とトリックわかっちゃったよぅ(*゚∀゚) 姫川シリーズはひっさびさに読みます!!おもしろいですね。 シリーズものの醍醐味でもありますが、回を重ねるごとにキャラクターに深みが増します。 今回は姫川の天敵、日下氏が掘り下げて描かれていたので、日下氏、好きになりました(笑) シリーズものは、登場人物の人間性が描かれていくたびに、キャラに深みや厚みが出てさらにおもしろくなっていきますね。マンネリにもなりがちですが(笑) どの登場人物もみな、色々抱えています。それぞれ。傍からは見えないだけで。 前回殉職した大塚刑事にかわり姫川班に入った葉山刑事も事情を抱えています。眉目秀麗・成績優秀な彼が、大学進学を辞めて高卒で刑事になったのは、とある過去の事件がきっかけなんですが・・・。次回以降もっと詳しく知ることができそう♪ 事件の謎解きはもちろんおもしろいんですけど、こういう、各々の人生、心の琴線に触れるようなストーリーをはさみはさみするところも、ミステリー小説の妙味であります。 ただ、今回、職場で姫川が菊田にチューするのは・・・いただけないっ!!神聖な職場で何やってんだこのやろーーー!!(*`Д')みたいな?(笑) === 31冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月23日 00時10分12秒
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