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テーマ:本日の1冊(3696)
カテゴリ:光文社古典新訳文庫
評価:★★★☆☆
--- 梗概 ------------- 絢爛豪華な邸宅に贅沢な車を持ち、夜ごと盛大なパーティを開く男、ギャッツビーがここまで富を築き上げてきたのは、すべて、かつての恋人を取り戻すためだった。だが、異常なまでのその一途な愛は、やがて悲劇を招く。過去は取り返せる─そう信じて夢に砕けた男の物語。(「BOOK」データベースより) ----------------------- 昔のプリ帳みてたら、元彼とのプリが!!もはや付き合ってたことさえも忘れてたうえ、プリみても名前さえはっきり思い出せず(笑)懐かしいなーーと思ってたら、目に異物感。愛用のスヌーピーの手鏡で目の異物をチェック・・・って、そういやこの手鏡、その元彼がくれたやつじゃんっ!!と一人突っ込み、大笑いしてしまった土曜の朝です(笑)
人のことをあれこれ言いたくなったら、ちょっと考えてみるがいい。この世の中、みんながみんな恵まれてるわけじゃなかろう (P9より)
さらさらーーっと速読という名の流し読み(笑)それでもまぁまぁおもしろかった。 過去に愛し合った女が、現在までずっと自分を愛してくれていると思い込んでいるギャッツビー。彼は愛した女と付き合いが絶えた後も彼女への愛を募らせる。そして幾星霜を経ての再会。 空白の間に思いを募らせすぎたため、現実の彼女と接して少しがっかりするところなんかもよくわかる。過去って美化されちゃうんだよね。無意識のうちに現実をこえていく。 阿刀田高さんも『街の観覧車』の中でこう言ってましたよ。P9より。 過去は現実に存在したものより一層鮮明なものとなって戻って来る。時には現実に存在したものをはるかに越えて飛翔する。
それにしても、男ってやつは・・・過去愛し合った女はいつまでも自分を愛していると思いがちなものなのか?(笑) 蛇足ですが、私もこういう経験あります。昔好きだった男。久々に彼と会う機会があったんですが、その際彼は何を思ったのか、いまだに私が彼を好きだという前提で話しはじめて、しまいには「君と結婚してもいいと思ってるんだ」「今度会ったら両親に紹介するよ」って超上から目線で言われて(笑) こっちはそんな気さらさらないうえ、そもそも会う気もなかったけど、共通の友人が彼と遊びたいっていうからしぶしぶ会っただけなのに上の言い草。どん引きしましたよ(´ε`;) そしてふと思い出したのです。阿刀田高さんの『壜詰の恋』にあった一文を。P58より。 男はみんなそうね。一度関係のあった女は、みんないつまでも自分のものだと思っているわ。
・・・あれ?本の感想ぶっとんでますね(笑)申し訳ない。しかも阿刀田さんの引用ばっかだし(笑)こんなぐだぐだ記事ですが、ご寛恕ください(*´д`*) === 38冊目 読了 === お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月05日 07時31分09秒
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