新着記事一覧 | 源にふれろ

『北の国から’89帰郷』

仕事納め。ヒマだろうと思って、年賀状や文庫本やら用意しておいたのだけど、一人でなんでもやらなくちゃいけなくて、想像していた以上に忙しかった。ギフトセンターのサンプルをバイヤーがくれたので、家に持ち帰る。洗剤や石鹸をいっぱい。『北の国から’89帰郷』を見る。これも何度か見ているのだけど、他のに比べると、いまいち印象が薄い。見たいと思わせる何かがない。マドンナの存在なのか、れいちゃんが出てくるラストになってようやく、「らしく」感じられる。

December 30, 2011

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『雨のしのび逢い』

録画しておいた『雨のしのび逢い』を見る。ジャンヌ・モローとジャン・ポール・ベルモント。原題の「モデラート・カンタービレ」という言葉、どこかで聞き覚えがあるが、なんだろう。「歌うように普通の速度で」という意味らしい。金持ちだが、満たされていないジャンヌが、子どものピアノのレッスンに付き添っていたある日、窓外からの女性の悲鳴を耳にする。あれは何だったのか。知り合ったベルモントとその悲鳴の謎を語り合ううちにベルモントと恋に落ちる。しかし、やがてベルモントはジャンヌのもとを去っていく。その刹那、ジャンヌは、悲鳴を上げる。ああ、あの悲鳴とは正にこのことだったのだ、と知る。

December 29, 2011

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『北の国から’87初恋』/『ゴールデンスランバー』

年賀状の準備。『ゴールデンスランバー』（伊坂幸太郎・著）読了。プロットとしてはよく出来ているのかもしれないが、どうにも小賢しくて、読書の愉楽というものをまるで味わえなかった。血沸かず、肉踊らず。『北の国から’87初恋』を見る。この作品で、10代の自分は初めてシナリオというものを知った。以来、何度シナリオを読み、何度ドラマを観たかわからないが、今日、また久しぶりに見て、初心に帰った気分だ。

December 29, 2011

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『北の国から '84夏』

朝、帰宅。昼まで寝る。『北の国から '84夏』を見る。何度目だろうか。何度見ても、見せるだけの力を持っている作品。ラストは有名な「子供がまだ食べてる途中でしょうがッ！」

December 28, 2011

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慰労会

仕事もだいぶ落ち着き、戻り品の社販など請け負ってるうちに1日が過ぎる。バイトの女性2人の勤務も今日まで。新宿で慰労の飲み会。1人、風邪気味でフラフラ。カラオケ店へ。下手な歌を歌いまくった後、気づいたら、部屋の床で寝ていた。

December 27, 2011

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『北の国から』

夏から毎週放送していた『北の国から』の最終回を見る。

December 26, 2011

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喜び驚き複雑

クリスマスプレゼントに、息子は大喜び。ギフトセンターも終わり、仕事にもようやく余裕が出てきた。戻り品の加島屋の瓶詰を半額で購入。映画とドラマと本と漫画で共通の嗜好を持つバイトのＳさんに脚本の仕事の話をしたら、興奮してるんだか何だか言葉にならない様子だった。「タダモノデハナイト思ッテマシタ。デモ、アネハソノヒトハ、キットさっかダヨトイッテマシタ」去年、バイトで来ていたＡさんにメールして、この前のドラマを見てくれたか聞くと、見てくれたとのことで嬉しくなる。ヒロインの雰囲気がなんとなくＡさんに似てたもんだから、事前にそれを伝えてあったのだけど、私ってこんな風に見えてるんでしょうか、ちょっと複雑に思いながら見てました、なんて返事が書かれてあった。Ａさんは翳のある美人タイプだが、実際、翳があるバックボーンを背負っているのかというと、ほんとはそんなことはないかもしれない。イメージ、イメージ。

December 25, 2011

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『恋におちて』

木皿泉のドキュメンタリの続きを見る。2人をモデルにした自作の短編ドラマが3本、間に挟まった。夫役が田中哲司、妻役が薬師丸ひろ子。自分をモデルにしたドラマをやることになった時、誰が自分を演じるか。三谷さんはココリコ田中だった。市川さんは香川照之だった。僕だったら･･････、あ、升毅さんに演じてもらったんだった。ロバート・デ・ニーロとメリル・ストリープの『恋におちて』を録画してあったので、久々に再見。ちょうどクリスマスにふさわしい。電車に乗っているメリル・ストリープが、窓から駅のホームに視線を走らせ、デニーロがいないか、とさりげなく、でも期待と熱をこめて探すシーンに、ああ、そういう気持ちわかるなあ、と。イブの今夜は、毎年恒例の沢木耕太郎のラジオ。

December 24, 2011

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文化の香り

今日は、バイトの女性と2人。3人のお子さんを持つ主婦で、映画が好きということは知っていたが、会話を重ねていくうちに、フリーで映像の仕事をしていたという。おかげで、かなり突っ込んだ話になる。今日は休みの、もう一人の女性も映画好きで、ちらっと話す好みの映画の話が通じると、それはそれで楽しい。ふだん、文化的な会話の皆無な職場だけに尚更。この年の瀬に大量受注が入ったものだから、商品が欠品してしまい、さあどうするってんで、結局、予定外の残業になってしまった。おかげで、サンタよろしく配ろうと思っていたプレゼントを配るヒマがなかった。

December 23, 2011

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木皿泉さん

ＢＳで木皿泉さんのドキュメンタリを放送していたので、録画しておき、今日は半分まで見た。木皿さんとは夫婦合作のペンネーム。向田賞受賞後、旦那さんの方が、脳出血で車椅子生活になっていたとは知らなかった。奥さんが明るく介護しながら、2人でじっくり構想を練る。こんな夫婦の形があるんだなあ。

December 22, 2011

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『稲妻』

87分署シリーズ39作目『稲妻』読了。今回はウィリス刑事と、容疑者っぽい美女とのやり取り、駆け引きに、ぐいぐいと引っ張られた。『家政婦のミタ』最終回、見る。

December 21, 2011

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告別式

市川森一さんの告別式に参列した。葬儀委員長、山田太一さん。進行、草野仁さん。秋元康さん、竹下景子さん、役所広司さん、西田敏行さんが弔辞を読まれた。先生の一言一句を思い出しては、哀しみで胸がいっぱいになる。帰りに神保町の矢口書店へ立ち寄り、市川さんが特集されているむかしのドラマ誌を2冊、買った。

December 21, 2011

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今度は肉だ

お歳暮の戻り品がいっぱい積んであって、処理をどうするかバイヤーに訊いたら処分ってことで、というので、がっぽり貰って帰った。前回はお菓子ばっかりだったが、今度は肉だ。こっちの方がいい。頑張ってる人にどんどん配ろう。

December 20, 2011

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『家政婦のミタ　episode0』

『家政婦のミタ　episode0』、読了。ミタさんの過去がわかる内容。30分もあれば、読み終わってしまうのが、なんとも物足りない。ま、急いで作ったんだろうなあ。

December 19, 2011

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自由という悩み

新作、何を書こうかなあと毎日考えてはいるのだけど、なんでも書いていいとなると、逆に考えがまとまらない。10本好きに書いていいというなら、もっといいのだけどなあ。贅沢な悩みだ。もう少し考えよう。

December 18, 2011

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カード、漫才

病院、１時間半待ち。息子と学校に忘れ物を取りに行く。机の中を見たら、惨状。勉強できない子どもの典型のような有様だった。きれいに整理する。海外の友達にＸmasカードを書いて、郵便局に出しに行き、服を買って、図書館へ行って、６時前に夕食を食べて、その後、勉強に付き合う。『THE MANZAI 2011』、見る。決勝はどれも甲乙つけがたい出来栄えだった。

December 17, 2011

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ショッピング

今日はバイトの女性2人の休みが重なってしまったので、他のセクションの顔馴染みのバイトの女性2人に来てもらって、なんとかしのいだ。ほかのセクションは、ピークを過ぎて、なんとなく落ち着いてきたようだが、自分のセクションは川の流れで言えばいちばん下流の河口に位置しているので、まだまこれから。帰り道、途中下車して、クリスマスカードなどを買う。ちょっとしたカードやプレゼントを選ぶのは楽しい。ストレス発散で買い物する人ほどではないけど、気分が良くなるのは確かだ。男であっても。生活必需品でないから、いいのだ。

December 16, 2011

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このミス

「このミス」の最新刊2012年版を買う。買い続けて、15，6年になるけど、ほんとにミステリを読まなくなったな、と思うばかり。以前はベスト3の三冊含め、ベスト10の半分くらいは読んでたのに。読書量自体はずっと変わらないから、ただ単に、ミステリ以外にも興味がいろいろ広がった、ということ。それだけ。

December 15, 2011

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『紅夢漂流譚』

劇団桟敷童子『紅夢漂流譚』を観に行く。すぐ近くに見える東京スカイツリーをぐるりと回って帰る。『家政婦のミタ』第10話、見る。

December 14, 2011

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尻拭い

初老のバイヤーからの電話に、「おはようございます」と挨拶すると、その口調から、「君はいつも余裕そうだね」と言われたので、「いやあ忙しそうなのを見せないだけで、いつも家に帰るのは11時です」そんなに忙しいなら手伝いに行ってやろうか、と軽口をたたかれたので、来なくていいから、差入れください、と返す。忙しいところにもってきて、バカな奴のホントにこいつ、バカじゃねえの、というようなミスをフォローすることに追われ、アホくさくなってくる。

December 13, 2011

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チカンはＨ

帰ろうとしたら、隣に座っていた新入社員の女の子がＰＣの前でうーうーと悪戦苦闘していたので、それはエクセルを使って、こうこうすればできるのでは、と言いながら、表を作って、データを抽出する。抽出したデータでまた苦労し始めたので、それは「置換」すればいいぞ、とまたやって見せる。「置換」は、ctrlとＨを押すのだけど、なんでＨなんだろう、とやりながら考えた。なんの頭文字なのかわからない。あ、チカンだからＨなのか、と一人思いついて納得する。

December 12, 2011

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焼酎は身体に合わないようだ

会社を早退して、新作の打ち合わせへ。今日は顔合わせと、諸事項の確認。それが終わると、おでん屋へ行って、親交を深めた。ここで、過去の作品に出ていただいた俳優さんとばったり遭遇。こんなことってあるか、というビッグ・サプライズ。久しぶりに焼酎など飲んだら、頭が痛くなってしまった。おまけに電車を次の駅まで乗り過ごす始末。ビール1本に絞っておけばよかった。

December 11, 2011

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市川森一さん

市川森一さんが亡くなった知らせを聞いて、今日はずっと沈んだ気分でいた。直接お会いしてお話しさせていただいたことも（少しではあるが）あり、その時にいただいた言葉をいつも胸に抱いて脚本に取り組んできただけに、突然の訃報に接し、文字通り、心にぽっかり穴が空いてしまった感じ。録っておいた遺作『蝶々さん』を見る。

December 10, 2011

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顔

買いためてある未読の87分署シリーズに手を出して、自分のペースを取り戻そうとする。元の上司のＭさんが職場を見回りに来て、どうだ？というので、自分はともかく、彼女と彼女にばかり仕事を押し付けられて大変そうです、と同僚の名前を挙げる。上司が優しい言葉の一つでもかけてあげれば少しは気も休まるでしょうけど、と言うと、じゃあ、俺が言ってくるよ、とＭさんは言い、2人のもとに行った。しばらくして帰ってきて、話を聞いたら涙が出そうになっちゃったよ、と言い、これで何か差入れでもしてやってよ、とお金を置いていった。Ｍさんのことをとやかく言う人もいるが、人はいろんな顔を持っている。

December 9, 2011

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蓄積疲労

何だか、だんだん疲れが取れなくなってきた。今日は休みが重なって、自分とバイトの女性と2人で全てをこなさなくてはいけなかったので、休憩も取れず。処理する伝票の量があまりに多いので、こりゃあいくら残業したところでムリだな、と8時で切り上げる。

December 8, 2011

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『家政婦のミタ』

今日は休みだったので、りらっくま。自作をＣＤに書き込み、昼食の後、うたた寝し、夕方からＸmasカードや年賀状、筆ペン、靴などを買いに出かける。『家政婦のミタ』第9話を見る。

December 7, 2011

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飲み会

今日は定時で帰って飲み会へと思っていたら、ミスの対応をして、40分ほど残業。急いで、新橋へ。立ち飲み屋で、大学のサークルの仲間と。うちの一人が赴任先の上海から一時帰国したので、それにかこつけた集まり。FACEBOOKの効用で、懐かしい人も。やらないの？と訊かれたけど、時間のムダだからやらない、とキッパリ。同じ仲間が神田の店で働いているというので、2次会はそっちへ移動。10人もいると一言も話さない人が何人か出てしまったが、別に話すこともないので、いいか。話があったら、向こうから来るものだし。

December 6, 2011

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映画好きの困った質問

自分のセクションに配属されているスタッフの2名の女性が二人とも映画好きだそうで、残業しながら、合間合間にいろいろ好きな映画の話をする。その人の雰囲気から、好きな映画を当ててみたり。会社ではあんまり、そういう話をする機会がないので、ちょっと嬉しい。ただ、好きな映画はなんですか、と聞かれるのが困る。１本とか３本とか１００本とか選べるわけがない。相手も好きそうで、話が広がりそうなものを次々、挙げてみる。

December 5, 2011

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ストレスフリー

朝の6時半にメールが入ったので、なんだなんだと読んでみれば、なんのことはない、飲み会の連絡であった。勤務中、Ｄからも今夜飲まないとお誘いが来たが、あいにく今日も最後まで残業。みんな疲れとストレスがたまっている様子。自分はもともとの軸足がドラマにあるし、テキトーに飲みに行ってるから、ほぼストレスフリーだが、そういう風にはいかない人も多いので、緩和ガス抜きできるよう、いろいろ講じる。

December 4, 2011

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学芸会

息子の学芸会。「三年とうげ　たろ天じろ天」そこで転ぶと3年で死ぬという言い伝えのある三年峠。一人前の天狗を目指すたろ天とじろ天は、人間に姿を変えて、その言い伝えを信じる村人の前に現れて、迷信だと説き伏せるが、誰も耳を傾けない。しかし、老人たちが三年峠で転べば、三年生きられる、と峠にやって来るのを目にして、言い伝えを逆手に取り、その効用を広める歌を歌うことで、みんなが安心して通れる峠にした、という話。息子はおじいさん役。みんな緊張すると早口になるが、おじいさんなんだから、ゆっくり話すんだよ、とアドバイスしておいたところ、ちゃんとゆっくり台詞を言っておじいさんらしかったので、よく出来た、と褒めた。

December 3, 2011

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たこ焼き

昨日は1か月ぶりに残業しないで帰ってみたが、今日はまた最後（職場から駅への最終バスの時刻）まで、残業。駅を出てちょっと歩いたところに、たこ焼きの屋台が出ていたの、１ふね買って帰った。300円。おいしかった。

December 2, 2011

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『家政婦のミタ』第8回は素晴らしい

12月に入ったので、コートを羽織るようになった。昨日1度観た『家政婦のミタ』第8回、今日もう1度観た。最後のミタさんの独白が、素晴らしい。

December 1, 2011

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『遺体　震災、津波の果てに』

追悼特集で録画しておいた『刑事コロンボ』の「二枚のドガの絵」「別れのワイン」を観た。『遺体　震災、津波の果てに』（石井光太・著）読了。遺体安置所に焦点を絞り、そこで遺族のために尽くした人たちの姿を書き綴ったノンフィクション。何度も何度もこみ上げてくるものがあった。ドラマの打ち上げ。スタッフだけとは違って女優さんがいると、ただそれだけでいいね。

November 30, 2011

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『カレチ』

いつもより起きるのが遅かったせいで、家を出たのも5分10分遅れた。昨日みたいに電車遅れたら、と思ったら、今日もホントに遅れて、連日の公用遅刻。これはこれで、アホくさい。今日はとうとう作業フローがパンクして、別のフロアに駆り出される。こうなることがわかっていて、それを目の当りにするのは、これこそ本当にアホくさいの極地。おかげで今日も3時間の残業。都内なら3時間でも4時間でも大したことないのだけど、帰るのに1時間半以上かかるので、ウンザリする。モーニング、月イチ連載の『カレチ』が好きだ。電車を舞台にした、ヒューマニスティックな連作短編。プライドと人情の狭間で迷う主役、ぐっとくるラスト。電車遅れのたびに、『カレチ』のことが頭に浮かぶ。

November 29, 2011

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らくちん計算

乗る電車、乗る電車、遅れてます、と車内放送で言われて、結局、30分の公用遅刻。月に1、2回は遅延証明を貰っている気がする。今日も、みんな3時間の残業。データ上ではなく、実際に処理残の伝票がどれくらいあるか数えてくれ、と言われる。伝票室、というくらいだから、いっぱいあるわけで。最初の1かごは、地道に数えていたが、だいたいでいいということだったので、後は物差しを片手に、片っ端から厚みを測っていった。4cmで200枚、結果1万1000枚と推察。新入社員のキシモトがPDFのデータを48枚印刷して、手計算で集計していたので、エクセルにコピーできることを教える。

November 28, 2011

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『ルポ餓死現場で生きる』『メロンの丸かじり』

『ルポ餓死現場で生きる』（石井光太・著）読了。第三世界の貧困飢餓、ストリートチルドレン、児童労働、児童結婚、子供兵について、公表されたデータとそれでは見えない、著者が見聞きした実情を合わせて、構造的な原因、当事者の思考論理などを明らかにしていく。あらゆる問題は、きれいごとでは解決しない。根深い。抜本的な解決はないが、だからと言ってあきらめず、自分に出来る小さなことを積み重ねていく姿勢を主張した著者のまとめに、深く同意した。『メロンの丸かじり』（東海林さだお・著）読了。「ビールに枝豆は真実か」。そうそう、自分も疑問に思ってたんだよね。なんで、ビールといえば枝豆なのか。それほどベストマッチとは思えないので、溜飲が下がった。

November 27, 2011

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女子会

先日の受賞を脚本家の仲間がお祝いしてくれると言うので、銀座で飲み会。元からその仲間で飲む時はここに行ってみよう、と目をつけていた店があったので、自分で予約を入れる。仲間は女性３人。なので、女子会みたいな感じに。合コンとして使えるような半個室でくつろげる雰囲気のせいもあってか、かしましいほどにおしゃべりで盛り上がった。賞がなくとも、いずれこの顔ぶれで飲もうと思っていた。お互い初対面だった人同士も仲良くなって、成功裡に終わったので、主役兼幹事としては満足。

November 26, 2011

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ちょちょいのちょい

脚本を書いていることはごく一部の人にしか言ってないのだけど、どこからか洩れるもので、文章が得意、というイメージが勝手に流布され、上長に出す自己評価シートだか、勤務評価シートだかの代筆をよく頼まれる。今日も筆耕のオクノさんに頼まれて、５分くらいでさらさらっとでっち上げた。文章が得意とは思わないけど、もっともらしいことをでっち上げるのはお手の物。『ノルウェイの森』のミドリと一緒。どうせ、こんなもの精査されないんだから。今日はみんな、３時間の残業。帰ってすぐ、『砂漠の歌姫』最終回。女の子同士の会話、かわいく書くのは楽しかった。それを演じてくれた２人がまた、かわいかった。

November 25, 2011

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小さな幸せ

１Ｆの納品場で働いている女の子と話していたら、「Ｏさんの下で働いたら、楽しそう」なんて言われて、内心ヤニ下がる。問い合わせセンターの女の子が歳暮期作業フローの見学に来て、差入れに京やきぐりを貰った。日々、そんなこんなでちょっとした幸せがあれば、会社も悪くない。『砂漠の歌姫』第9回。「今夜がヤマだ」。今日もツイッターを見ながら、聴いていたが、かなり盛り上がっていた。

November 24, 2011

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勤労感謝の日

勤労感謝の日。息子から、ハンドタオルを上手く折り込んで作った犬の飾りもの（メッセージカード付き）をもらう。勉強はできないが、家族が大好き。それで十分。図書館、散髪。『家政婦のミタ』第7話、見る。

November 23, 2011

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『にんげん住所録』

よく差入れをくれるバイヤーのＯさんが今日から歳暮期終了まで、我々のもとへ常駐。電話ではしょっちゅう話しているが顔を合わせるのは２月か３月以来。挨拶した後、うちの部署を案内して、ほら、このＯさんがいつも差入れしてくれてる人だよ、と何人かに顔つなぎ。その何人かってのは皆、女の子なわけだけど。照会センターの女性２人から昨日、分けたカステラのお礼を言われ、一昨日、言づけておいたクッキーのお礼の電話もかかってくる。なんでまあ自分が、こんなに差入れにこだわるのかと思うに、それは初めて働いた映画の現場で、キャストの皆さんが毎日、スタッフに差入れをしてくれた時の、あの嬉しさが原風景としてある。決して注目も浴びず、目立った感謝もされない裏方にとっては、そういう心遣いをしてくれる人のためなら、頑張ろうという気になる。　というわけで最近、僕から差入れを貰った人たちは、飯島直子さんに感謝しなければいけない。『にんげん住所録』（高嶺秀子・著）読了。エッセイではなく、随筆といった方がふさわしい。なんでもないことをすらすらと心地よく読ませるのは、腕だけではない。生き方そのものが出ている。

November 22, 2011

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池袋で

今月初めて定時に上がって、池袋でＹさんと飲む。いつものように何度も聞いた話もあるけど、時々合間に新しい話もはさまれる。明日もあるので、ビールばかり何杯か。毎年、頼まれている年賀状の宛名印刷を今年も頼まれる。もっとも今年は喪中ハガキだった。

November 21, 2011

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キャパ、クッキー

仕事の方は徐々に忙しくなってきており、同僚のＹ君なんかは、顔から元気・生気がなくなってきている。他にもそんな人たちが何人も。自分もまあ忙しいといえばそうかもしれないが、撮影現場に比べれば、こんなものは忙しいとはいえないレベルなので、まだまだ余裕。キャパは人それぞれだから、人にどうこうは言わないけど。若いうちの苦労は買ってでもしておけ、ってこういうことか。新宿の照会センター（お客様問い合わせセンター）から３人、作業フローの見学に来る。そのうちの一人、Ｍさんには、僕の本業を打ち明けてあるので、今やってるドラマの話を。取引先からもらったクッキー（箱の封印シールがはがれていたので、現品交換の電話をしたら、返却分は「そちらで召し上がって下さい」と）を照会の皆に、と持って帰ってもらう。

November 20, 2011

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雨の土曜日

休み。大雨。先週、ホームセンターに買いに行った椅子と布団が届く。午後は、風呂の排水ワンと玄関灯グローブを自治会事務所へ買いに行き、管理事務所に浴室灯グローブの取替を依頼。その後、息子と近所のモールへ行ってブラブラ。ワイシャツを買い、マックでハッピーセットを食べさせ、ツタヤを覗いて、スーパーで買い物して帰る。疲れて、８時に寝てしまった。

November 19, 2011

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かすていら

誤納品についてメーカーに電話したら、間違って納めた商品は「よろしければ皆様で召し上がってください」3000円の高級カステラ2折。さて、どう差配しようか。もちろん、自分の株が上がるような方向で。ドラマ誌12月号、購入。高峰秀子の随筆文庫本も。この前、読んだ沢木耕太郎のエッセイに高峰秀子との手紙のやり取りについてふれたものがあったので、気になっていたのかも。

November 18, 2011

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つながるツイッター

今月に入ってからずっと残業続き。仕事そのものも、労働時間も、撮影現場や脚本の執筆に比べれば、全然大したことじゃないが、何せ片田舎、通勤時間が長いがネックだ。社内には風邪の人も増えてきた。うつすなよ。夜は、作者のツイッターを見ながら、ラジオを聴く。作曲家も、演者も、つながっていくさまを傍観。脇役が注目されると、嬉しい。

November 17, 2011

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ふすまの張り替え

朝からずーっとふすま紙の張り替え。ちょっと疲れたが、きれいな襖はいいものだ。DIY、家のことを自分でやるのは楽しい。郵便局で、ぽすたるクラブの退会。本屋で、ショージ君の新刊。電器店で、テレビの接続ケーブルとイヤホン（ＰＣでＴＶ見られるように）。昨日、放送された友人のラジオドラマを何回も繰り返し聞く。最後にいいセリフがあった。『家政婦のミタ』、第６話見る。

November 16, 2011

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ツイッターでの実況中継

ツイッターもフェイスブックもやらないけれど、原作者の先生がツイッターで脚色を絶賛してましたよ、と演出家に言われ、以前ちょっと覗いてみた。絶賛というのは大げさだけど、褒められていたので、文言はコピーして残しておいた。昨日から始まった放送に合わせ、また覗いてみたら、この世でいちばん放送を待ち望んでいるのは先生だ、というのが誰にでもわかるほどの欣喜雀躍ぶりが伺えた。原作の先生、作曲家の方、役者陣、それぞれにコアなファンがいらっしゃるようで、みなさん、それぞれ楽しまれているようで何より。番組のハッシュタグまで出来て、そこに先生と作曲家さんまで参加して、なるほど、こういう交流もあるのか、と。生で反応が見られるのは、ちょっと嬉しい。

November 15, 2011

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『ジーヴズの事件簿　才知縦横の巻』

『ジーヴズの事件簿　才知縦横の巻』（P･G･ウッドハウス著）読了。今年売れている『謎解きはディナーの後で』のamazonでの感想コメントか何かで、このパターンならもっと面白いものがある、と紹介されていたので、買って読んでみた。驚いた。なんと、元祖にして王道であった。20世紀初頭のロンドンが舞台、金持ちだがどこか抜けた感じの青年バーティに仕えるのが、執事ジーヴズ。バーティに降りかかるいろんな難題を、ジーヴズが才知を使って解決してしまう。イギリスじゃ、「ask　jeeves」（ジーヴズに訊け）という検索サイトがあるそうだから、よっぽど人口に膾炙しているんだろう。バカはバカを呼び寄せるのか、バーティの友人がまた、バカばっかり。憎めないから許される。　ジーヴズの事件簿才智縦横の巻 (文春文庫) / 原タイトル:THE CASEBOOK OF JEEVES (文庫) / P・G・ウッドハウス/著岩永正勝/編訳小山太一/編訳

November 14, 2011

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放送のお知らせ

会社の方は残業続きだが、ドラマの方がそれをカバーするだけの多幸感をもたらしてくれている。それで先週は、バタバタと慌ただしかったので、少し心を落ち着けたい。明日からＮＨＫ－ＦＭの青春アドベンチャー枠で脚色を担当したラジオドラマ『砂漠の歌姫』が放送されます。ぜひ、お聴きください。一部地域では、ネットでも聴くことができます。（ＮＨＫのサイトから「らじる」を開いてください）

November 13, 2011

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